この記事では、ビジネスシーンでもしばしば使われる慣用句の「持ち前の向上心」について、その意味や使い方や言い換え等を分かりやすく説明します。
「持ち前の向上心」とは?意味
「持ち前の向上心」とは、「その人が生まれながらにして持っている、高い目標に向かって、努力する心、成長しようとする心」を意味する慣用句です。
「持ち前の」言葉は、「その人が生まれながらにして、持っている」と言った意味の言葉で、その人の性格や能力を形容する言葉として使われます。
また「向上心」は、「高い目標に向かって、努力する心、成長しようとする心」を意味する言葉です。
従って、「持ち前の向上心」の文字通りの意味は、冒頭で記した意味になるのです。
この慣用句のキーとなっている「持ち前の」について、もう少し詳しく説明します。
「持ち前の」言葉は先に記した通り、「その人が生まれながらにして、持っている」ですが、この形容詞を使って表現される人の性格や能力は、厳密に言えば、家庭環境や幼い頃から培われた性格を基に、後天的にそうした特徴を獲得したことに対しても使われます。
この主題で「持ち前の」で形容される「向上心」も、どちらかと言うと後天的に身に付けられた場合が多いと言えるかも知れません。
元々、幼い頃から培われた粘り強く頑張ったり、努力する性格により、いつしか学業やスポーツや仕事に対する「向上心」が強くなったと言えます。
すなわち、「持ち前の」は必ずしも生まれついての性格や能力でなくても、現在のその人を観察すれば、誰もが認めるような性格や能力に対して使われる言葉だと言えます。
「持ち前の向上心」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「持ち前の向上心」は、その人が、誰もが認める「向上心」を持った人だと言う場合に使われる言葉です。
一般的には、褒め言葉として使われます。
「持ち前の向上心」を持つと評される人を見て、あの人は「生まれながらに向上心」を持つ人で、何かと得な性格だと羨ましがるのは間違いです。
先にも記載した通り、文字通りの意味としては「生まれながら」のニュアンスを持つ言葉ですが、後天的な努力によって、その性格や能力を身に付けた場合もあるのです。
人の性格や能力は「生まれつき」だと達観したり、開き直る気持ちで、この言葉を捉えるのは間違いです。
「持ち前の向上心」を使った例文
・『持ち前の向上心で、彼は難しい高度な仕事をやり遂げました』
・『彼の強みは何と言っても、持ち前の向上心と言えます』
・『彼女は持ち前の向上心で、難関の司法試験に合格しました』
「持ち前の向上心」の類語や言い換え
「持ち前の」の類語としては「天賦の」や「生来の」や「天分の」や「生まれつきの」が挙げられます。
従って、「持ち前の向上心」は「天賦の向上心」や「生来の向上心」や「天分の向上心」や「生まれつきの向上心」と言い換えることが出来ます。
まとめ
「持ち前の向上心」の文字通りの意味は、「その人が生まれながらにして持っている、高い目標に向かって、努力する心、成長しようとする心」です。
しかし、「生まれながらに向上心を持っている」と文字通りに解するよりも、そう思えるほど、その人を特徴づける「強い向上心」と理解するのが良いでしょう。