この記事では「興味が湧く」という言葉について説明していきます。
「興味が湧く」とは?
物事に心が惹きつけられたり、やってみたいと思う気持ちが出てくるということを指す言葉です。
「興味を持つ」「興味がでる」という言葉よりも強い意味合いで使われる事が多いと言えるでしょう。
相手に対して「興味が湧く」というよりは自分の中で「興味が湧く」という使い方のほうが多くなります。
「とても興味が湧く」という強調も可能です。
「あまり興味が湧かない」という使い方では逆の意味で興味が無いということと大差ないといえます。
「興味が湧く」の使い方や使われ方、使うときの注意点
小説や自分の感想としての文章でない使い方では「興味があった」程度に留められることが多く、アンケートでは基本的に「興味があった記事に◯をつけてください」となってます。
仕事間の会話では「興味が湧いたのでやってみようと思います」などという使い方ができ、最初から興味が湧くということもありますが、多少の説明を聞いて興味が湧くという事が多いといえます。
漫画などでは大会の参加を誘われて興味がないという話で、賞金が出る、ヒロインが応援に来るという段階で「興味が湧く」というシチュエーションに持っていくことがあり、興味が湧くというプロセスにもドラマ性を持たせることが可能です。
接客においては店員から「興味が湧く」とはあまり使わず「ご興味がお有りでしたら」という言葉を使うことが多くなります。
かなり客と親しければ「興味が湧く話になると思います」と話の進め方もできます。
「興味が湧く」を使った例文
・『大学のパンフレットの研究の写真を見て興味が湧く』
感想の例文です。
自分の感想としてのほうが使いやすいといえます。
・『興味が湧くとは思えない話題が続いている』
話を聞いた感想としての例文です。
・『最近油絵に興味が湧くようになってきた』
この場合は会話でも使うことはありますが、自分の感想を伝える形ではあります。
「興味が湧く」の類語や言いかえ
「興味が出る」「興味を持つ」「関心が湧く」「いいなと思う」などが言いかえになります。
「興味が湧く」の類語
興味津々という言葉も類語と言えなくはありません。
「興味が湧く」の敬語
「ご興味を持たれる」 「ご興味をお持ちになる」などが敬語として使えます。
「ご興味が湧かれる」とは言いません。
まとめ
興味が湧くという言葉は自分の感想として使う言葉で、物事に対しての興味ということになります。
関心よりも意欲がある言葉であると言え、損得に関してはある無しはそれほど含まれない言葉ではあり、得することが興味の後押しになることもあります。