この記事では「出来る限りの対応をさせていただきます」という言葉について説明していきます。
「出来る限りの対応をさせていただきます」とは?
会社などが顧客に不利益を与えてしまったときに謝罪とともに次の対応をするという意味で使われる言葉です。
店において値引きができるという意味合いで「出来る限りの対応をさせていただきます」というケースもなくはないですが少ない使用例です。
また、上司からの指示などが自分にとって難しいものではあるものの対応したいという意思を表すときにも使われます。
「出来る限りの対応をさせていただきます」を使った例文
・『この度は申し訳ございませんでした。補償に関しては返金をはじめ、出来る限りの対応をさせていただきます。』
この場合は製品のリコール、製品による事故などが発生したときのメーカーすらのお詫びを抜き出した形になり、実際には経緯説明などがかなり詳細に記載されるでしょう。
また、この段階では補償に関してが確定していないとも言え相手次第で動けるという含みがあります。
・『他店より高い商品があればご申付ください、出来る限りの対応をさせていただきます。』
量販店などで使う場合の例文です。
対応というところは値引きまたはサービス品を付属させてトータルの金額を安くさせることができるという含みがあります。
・『今回の案件に対しては自分はまだ未熟ではありますが、出来る限りの対応をさせていただきます』
自分にとって難しい指示を出された際の返答という例文です。
全力で取り組みますと言っているのとほぼ同義とも言えるでしょう。
「出来る限りの対応をさせていただきます」の言いかえ表現
「全力で対応をさせていただきます」この言葉は勢いがあることが良いとされるシチュエーションで言いかえができ、補償や賠償ではやや使いにくい言葉です。
「限界まで対応をさせていただきます」も使い勝手の面などほぼ同等と言えるでしょう。
「誠意を持って対応をさせていただきます」も近しい言葉ですが、こちらはより補償や賠償向きの言葉です。
「出来る限りの対応をさせていただきます」の類似表現 仕事などで比較的近い、親しい立場の人であれば「全力でいきます」も類似表現として使えます。
「出来る限り」「できるだけ」「対応」「する」などの意図が含まれれば類似する言葉になりえます。
「出来る限りの対応をさせていただきます」の敬語表現 もともと敬語ですが 「させていただきたく思います」とするとより謙譲語の度合いが高まり、補償や賠償の際には使いやすいかもしれません。
「出来る限りの対応をさせていただきます」の英語表現
We will do our best to correspondence youなどが英語表現になります。
correspondenceに対応という意味があります。
まとめ
出来る限りの対応をさせていただきますという言葉は補償や賠償など使われる条件が限定的なものもあり、この際は特に慎重に使うべきでしょう。