この記事では「協力を仰ぐ」について解説をします。
「協力を仰ぐ」とは?意味
力を合わせてある事柄をするようにと求めることです。
「協力」には、力を一つにしてある事柄を行うことという意味があります。
文化祭の催し物の準備を完了させるために、クラスのみんなが力を合わせて事を行うことなどが協力です。
ビジネスシーンでも、協力をする場面があります。
「仰ぐ」は教えや助けなどを求めるという意味です。
上を向くという意味もありますが、この場合はこの意味ではありません。
「協力を仰ぐ」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他の人や企業などに対して力を合わせて物事を行って欲しいと求めるときに用います。
たとえば、イベントを成功させるために力をあわせて準備をする、捜査を成功させるために人々に情報の提供をしてもらうなどを求めることが、この言葉の意味するものです。
協力を求める事柄はこれだけではなく、調査をして欲しい、物品を提供して欲しい、知識を貸して欲しいなどさまざまな事柄があります。
この言葉を協力して欲しい相手に直接用いることはありません。
協力して欲しい人に述べる場合は、何について力を貸して欲しいのか具体的な事柄をあげます。
たとえば、物品を提供することで協力をしてもらいたいなら「物品の提供をお願いします」のような述べ方をします。
協力をお願いしたからといって、必ずしも協力してくれるとは限りません。
力をあわせて事を行ってもらうためにはコツがあります。
まず、力を必要としていることを周囲に知ってもらわなければなりません。
待っているだけでは力をあわせて事を行ってくれないので、協力を必要としていることを伝えます。
「自分ではなくても誰かがやるだろう」と思ってしまう人もいるので、「私がやらなければ」という気持ちにさせることも大切です。
「○○さんの協力が必要です」と、協力を求める人の名前を具体的にあげます。
そして、何をして欲しいのかも具体的にします。
協力をしてくれた場合も、してくれなかった場合も感謝の言葉を伝えます。
他人は普段からの行動を観察しています。
断られたときでも感謝を伝えておけば、次回につながる可能性があります。
「協力を仰ぐ」を使った例文
・『協力を仰ぐことにしました』
「協力を仰ぐ」の返答や返信例
協力して欲しい人に対して直接この言葉が述べられることは少なく、この言葉自体に返答することはあまりありません。
協力を求められた事柄について、受け入れられるのか、受け入れられないのかを答えます。
まとめ
この言葉は、他の人や企業に対して力をあわせて物事を行うように求めるときに用います。
協力をして事を行えば、仕事がはかどることでしょう。