この記事では、「教えてくださいますようお願いします」の意味を分かりやすく説明していきます。
「教えてくださいますようお願いします」とは?意味
「教えてくださいますようお願いします」「相手に分からないことや気づけないことを教えて欲しいとお願いする時の丁寧な表現」という意味です。
商品やサービスに関する問い合わせや、自分の知識が足りない時などに使われます。
「ますよう」を使うことで、「教えてください」よりもやわらかく丁寧な表現になります。
ただし、「お願いします」はやや口語調で、親しい間柄の人に使う言葉です。
ビジネスで目上の人に対しては「教えてくださいますようお願いいたします」に言い換えましょう。
「教えてくださいますようお願いいたします」の成り立ち
「教えてくださいますようお願いいたします」は「教えて+ください+ます+よう+お願い+いたします」で成り立っています。
「教えて」は動詞「教える」の連用形に、依頼・軽い命令を表す助詞「て」が付いた連語、「ください」は動詞「くれ」の尊敬語、「ます」は丁寧語、「よう」は断定を避ける言葉、「お」は自分の動作をへりくだる接頭辞、「願い」は動詞「願う」の連用形で「実現して欲しいと思う」という意味、「いたします」は動詞「する」の謙譲語の丁寧表現です。
尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれていますので、目上の人に使えます。
「教えてくださいますようお願いいたします」の言葉の使い方や使われ方
「教えてくださいますようお願いいたします」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『型番○○の機能や特徴などについて、より詳しく教えてださいますようお願いいたします』
相手の会社の製品に興味を持ち、より詳しく説明を聞きたくて問い合わせた時に使われます。
『来週中でご都合のよろしい曜日を教えてくださいますようお願いいたします』
打ち合わせや商談の為に相手と会うアポを取る際に、相手の都合の良い日にちを尋ねる時に使われます。
「教えてくださいますようお願いいたします」の類語や言いかえ
「教えてくださいますようお願いいたします」の類語や言いかえは以下の通りです。
「お教えいただければ幸いです」
「お教え」は相手の「教える」という動作の尊敬語です。
「幸いです」は「うれしく思います」で、より相手を敬う表現になります。
「ご教示賜りたくお願い申し上げます」
「ご教示」は「具体的に示して教えること」の尊敬語、「賜る」は「目上の人から物をもらう」という意味で、非常に丁寧な表現になります。
まとめ
今回は「教えてくださいますようお願いいたします」について紹介しました。
「教えてくださいますようお願いいたします」は「目上の人に教えて欲しいとお願いする時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。