「見習いたいと思います」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「見習いたいと思います」とは?
はじめに「見習いたいと思います」の意味を解説していきます。
「見習う」は「手本にする、参考にして真似する」を意味する言葉です。
「見る」と「習う」という言葉で構成されていることからも、想像できるのではないでしょうか。
また、「思います」は「思う」に丁寧語の「ます」を付与したものです。
これらのことから「真似したいと思う」との内容を、丁寧な言葉で表現したのが「見習いたいと思います」だと言えるのです。
「見習いたいと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「見習いたいと思います」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが先輩と会話していたとします。
先輩は、長年実現できなかった大手企業と新規で契約を獲得したのです。
詳しく話を聞くと、5年をかけて色々と工夫してきたとのことでした。
あなたは、成果を出すための先輩の姿勢に、大きな感銘を受けたのでした。
このような場合には、「私も、先輩の姿勢を見習いたいと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、あなたが相手の行動を高く評価していること、自分も真似したいと思っていることを、同時に伝達できるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、丁寧さのレベルは低めだということです。
丁寧な言葉として「思います」が使用されていますが、より丁寧な敬語表現にするのであれば「存じます」や「存じ上げます」を使用するのがよいでしょう。
「見習いたいと思います」を使った例文
ここでは「見習いたいと思います」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、単独でも使用できますし、冒頭に見習う対象を付加する使い方も可能です。
・『見習いたいと思います』
・『先輩の取り組み姿勢を見習いたいと思います』
・『貴社研究部門の技術力を見習いたいと思います』
「見習いたいと思います」の類語や敬語での言いかえ
それでは「見習いたいと思います」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「見習いたいと思います」の類似表現
まず「見習いたいと思います」の類似表現について解説します。
「見習いたい」は「真似したい」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「見習いたいと思います」の敬語表現
つぎに「見習いたいと思います」を敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「見習いたいと存じます」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「見習いたいと思います」は、相手の「何か」をマネしたい場合に使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。