「お話させていただく」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お話させていただく」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お話させていただく」という言葉について説明していきます。

「お話させていただく」とは?

話をさせてもらうという意味合いの謙譲語で、「これからお話させていただくのは銀行の金利についてで」などと、後に話す内容をつけることになります。

普通の会話ではあまり使わず、講義や商談における説明など、一定時間一方からの話が必要なケースで使われる言葉と言えます。

口頭で使うことが多い言葉ではありますが、メールやブログなどでも長文に渡る場合に前置きとして使うことができます。

「お話させていただく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「これからお話させていただくのは新製品の機能についてで」などのように、会議において、一人または一グループで説明する際などで使うことや、商談において説明する際などに使うことができます。

「〇〇さんとお話させていただく」という使い方もありますが、こちらは口語的な使い方と言えます。

接客であれば商品の機能や利点について説明するというときに使うことができ、対面接客の使用がメインです。


「お話させていただく」を使った例文

・『市民のみなさんとお話させていただく事によって新しい市政を~』
市議会議員や市長などの候補者のアピール文という使い方で、この場合はそれほど具体的な話に触れることはありません。

・『これから、提携のメリットについてお話させていただくわけですが』
会社間の提携での例文です。

「いただきます」のほうが自然ではあり、その前に説明することがあるケースとなります。

・『今日お話させていただくのは』
朝礼や商談などでの使い方で、テーマや製品について話すということになります。

「お話させていただく」の類語や敬語での言いかえ

「お話することは」「お話するのは」などが類語と言えます。

「お話させていただきますのは」は敬語の段階の近い類語です。

「お話させていただく」の類似表現

「話させてもらう」は敬語の段階は薄くなりますが類語ということはできます。

「お話させていただく」の敬語表現

お話させていただく自体が敬語と言えます。

文字表現では「お話しさせていただく」「お話しをさせていただく」の方が丁寧と見る向きもあります。

「お話させていただく」の返答や返信例

基本的には話を聞いていくことになりますが、「よろしくおねがいします」と返答できるケースもあります。

質問などは相手が質疑応答をするところまではしないほうが良いでしょう。

まとめ

お話させていただくという言葉は話をさせてもらうという意味で、これから話すテーマなどを言うことが基本ですが、「校長先生とお話させていただく」という使い方ではより重要な人に話を聞いてもらいたいという意味になります。