「私の考え違いでしたら恐縮ですが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「私の考え違いでしたら恐縮ですが」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」とは?

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」は、相手の誤りを指摘する時のクッション言葉です。

「私の+考え違い+でしたら+恐縮+ですが」で成り立っている語で、「私の」「自分の」「考え違い」「誤った考え方をすること」「でしたら」は丁寧語「です」の連用形+助動詞「た」の仮定形「たら」「恐縮」「相手に申し訳なくて身のすくむ思いであること」「ですが」は丁寧語「です」+逆接の接続助詞「が」、全体で「自分の考えが誤っていたら申し訳ないが」の敬語表現になります。

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」は、直接的な意味は「自分が間違っているかも知れないが」ですが、実際には「相手が間違っていると思われる時」に使われるクッション言葉です。

自分をへりくだることにより、相手に恥をかかせないように気くばりする効果があります。

丁寧な表現ですので、このまま目上の人や社外の人に使えます。


「私の考え違いでしたら恐縮ですが」を使った例文

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」を使った例文は以下の通りです。

・『私の考え違いでしたら恐縮ですが、打ち合わせの日は火曜日ではなく水曜日かと存じます』
・『私の考え違いでしたら恐縮ですが、その商品は既に製造中止になっているはずでございます』
・『私の考え違いでしたら恐縮ですが、こちらの数字は去年のものではございませんか』

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」の類語や言い替え

「私の考え違いでしたら恐縮ですが」の類語や言い替えは以下の通りです。

・『私の考え違いでしたら大変申し訳ございませんが』
・『私の思い違いでしたらご容赦いただきたいのですが』
・『私の記憶違いでしたら大変恐縮ですが』

まとめ

今回は「私の考え違いでしたら恐縮ですが」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。