「社員一丸となって」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「社員一丸となって」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「社員一丸となって」について解説をします。

「社員一丸となって」とは?意味

社内のものが心をひとつにして、といった意味です。

「社員」は話し手側の会社の人たちを指しています。

会社や公社の一員として働いている人のことで、郵便局、官公庁、学校、放送局などで働いている人のことは「社員」とはあまりいいません。

「社」とつく場所に勤務する人のことを主にいいます。

「一丸」は、心を一つに集めたかたまり、心をひとつにしてという意味です。

「チーム一丸」のように、人について使う言葉です。

「なっ」「なる」を指し、実現する、今までと違った状態に変わるという意味になります。

「社員一丸となって」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、抱負を述べるときや、これから努力をしていきたい気持ちを表すときに使用をします。

たとえば、新年のあいさつで使われます。

今日は仕事始めです。

新しい年を迎えて最初の勤務日なので、社員に向かって代表があいさつをすることにしました。

「これから一年頑張っていきましょう」「みんなで心をあわせて励みましょう」ということを伝えたいです。

そういったときに「社員一丸となって頑張っていきましょう」のような表現をします。

謝罪の際にも用いられます。

ある会社が不祥事を起こしたとします。

他に影響が及んでいる場合、まずは謝罪をする必要があります。

謝罪の際には、「申し訳ありません」などすまない気持ちを表す言葉を伝えることと、今後同じようなことが起こらないために、どういった行動をしていくのかを伝えることが大切です。

この問題は、社員全員で解決していかなければなりません。

社員がひとつになって、問題を解決し、同じようなことが起こらないようにしていくつもりです。

そのことを表す際にこの言葉を用います。


「社員一丸となって」を使った例文

・『社員一丸となって取り組んでいきます』

「社員一丸となって」の返答や返信例

大勢に向かって伝えられている場合は、返答をする必要はありません。

あなたが社員の場合なら、他に人たちと心をひとつにして物事に取り組んでいきましょう。

謝罪の際に伝えられている場合は、許すことができる、できないを述べます。

記者会見など大勢の前で伝えられている場合は、許す、許さないの返答はしません。

質問を受けつけてくれる場合があるので、質問があるなら尋ねます。

まとめ

この言葉は、社員が心をひとつにして物事を行っていきたいさまを表しています。

「みんな頑張って行きましょう」とあいさつなどで伝えるとき、「全員で問題に取り組んでいきます」と謝罪のときなどに用いるものです。