この記事では「構わないでしょうか」について解説をします。
「構わないでしょうか」とは?意味
差し支えないだろうか、という意味です。
「構わない」は「構う」を「ない」で打ち消しています。
「構う」には、差し支えが生じるという意味があります。
この意味を「ない」で打ち消しているので、「構わない」は差し支えない、それでよいという意味になります。
「でしょうか」は「だろうか」を丁寧な表現にしたもので、問いかけの意を表します。
「構わないでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、それでよいのかを確かめるときに使用をします。
何が差し支えないのかわからないので、この前に問いかけている物事をあげます。
たとえば、「お手洗いに行っても〜」といった使い方です。
話し合いをしている最中に何も言わずにお手洗いに行っては、不自然に思われてしまいます。
どこに行くのだろうかと疑問に思うでしょう。
こういったときには、一言伝えておきます。
お手洗いを我慢しろという人はあまりいないので、許可を与えてくれるはずです。
また、「よろしいでしょうか」「差し支えありませんか」などの言葉も同じような意味になります。
状況にあわせて使い分けます。
たとえば、相手が持っている資料を見せてもらいたいときであれば、「よろしいでしょうか」という表現を使うとよいでしょう。
相手のものに触れるときは許可を得るようにします。
「構わないでしょうか」を使った例文
・『飲み物を買いに行っても構わないでしょうか』
「構わないでしょうか」の返答や返信例
ある事柄をしてもよいか許可を求めているならば、それをしてもよいのか、してはいけないのかを伝えます。
たとえば、相手の前に資料を差し出したときに、「見てもよいか」と尋ねられたとします。
その資料を見ても差し支えないなら許可を与えます。
こういったものがありますと示しただけで、中身は見せられないこともあるでしょう。
古い文献で触ると本が崩れそうだといったものの場合は、触れて欲しくありません。
そのようなときには、丁寧にお断りをします。
断るときには、相手の気持ちに配慮をしたいものです。
断られて嫌な気持ちになるでしょうが、「申し訳ない」という意を示すと配慮を感じられます。
まとめ
この言葉は、差し支えないかを確かめるときに用いるものです。
許可もなく物事を行うと迷惑となることがあるので、許可を得てから物事をするようにしましょう。