「一貫して」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「一貫して」とは?
これは、初めから終わりまで同じ様子であることを表現した言葉です。
これは、最初と最後で違いが無い様子を表しています。
そして、その間に何も変わらないような様子を表現した言葉なのです。
たとえば、「一貫して反対のスタンスです」とすれば、最初から最後まで変わらずに反対のスタンスであることを表現できます。
つまり、途中で変わることの無い様子を、「一貫して」と表現できるのです。
なお、これは「一つのことを貫く」という内容が熟語になったものになります。
これらのことから、この言葉が初めから終わりまで同じ様子であることを表現したものだと分かるのです。
「一貫して」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、会社の方針について説明していたとします。
そしてその方針は、創業以来変わらないものになっていたのです。
このようなケースで、「社員の皆様には、我が社の方針を一貫してお伝えして参りました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、変わらずに伝えてきたことを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「一貫して」の表現方法に注意するべきです。
これは「変わらずに」などに置き換えできます。
また、「一貫しまして」や「一貫いたしまして」に変更する事もできるのです。
このように、同じような内容であっても、それぞれ異なる印象を持つ表現にできます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「一貫して」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『一貫して進めてきました』
・『一貫して説明してきたつもりです』
・『一貫してお伝えして参りました』
「一貫して」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「一貫して」の類似表現
たとえば、「変わらずに」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「一貫して」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「一貫しまして」や「一貫いたしまして」に言い換えできます。
なお、ここでは丁寧語や謙譲語を使い、言葉を変化させているのです。
まとめ
このように、初めから終わりまで同じ様子であることを表現したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。