この記事では「ご指摘いただく」について解説をします。
「ご指摘いただく」とは?意味
大切なところや悪い部分などを教えてもらう、という意味です。
「指摘」には、大切なところ、欠点、過ちなどをそれと示すことという意味があります。
「ご」をつけて、その行為をする人へ尊敬の意を表しています。
「いただく」は「もらう」の謙譲語です。
自分にとって利益になることを他人から受ける意を表します。
「ご指摘いただく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、大切なところや欠点などを教えてもらいたいときに使用をします。
自分では物事の欠点をわかっていないことが少なくありません。
たとえば、ある製品に欠点があるとします。
しかし、作った側は自分が作ったものはよいものだと自信を持っているので、欠点があっても気がつかないことがあります。
欠点を改善すれば、より多くの人に喜んでもらえるでしょう。
喜んでもらえれば、売上が上がります。
欠点を知るために役立つことが他人の意見です。
悪い部分は指摘しにくいので、悪い部分がないか教えて欲しいとお願いをしてみましょう。
欠点などを教えて欲しいとお願いをするときであれば、「〜は可能でしょうか」「〜ことはできますか」などの言葉が続きます。
問いかけの形のお願いの仕方は、相手の事情に配慮をしているといえます。
問いかけの形ならば、頼まれている事柄をするのか、しないのかは相手が選ぶことができ、都合が悪ければ断ることができます。
無理にやらせようとしているのではないのです。
「ご指摘いただく」を使った例文
・『ご指摘いただくと助かります』
「ご指摘いただく」の返答や返信例
大切なところや悪いところなどをそれと示して欲しいと頼んでいるなら、その部分を示してください。
相手の役に立つはずです。
悪い部分は伝えにくいでしょう。
また、相手を傷つけてしまう心配もあります。
そのため、伝え方が大切です。
よい点を褒めてから悪い点を伝えると、相手が受ける衝撃が少なくなります。
また、「ここがダメだ」というよりも、「ここをこうした方がよい」とアドバイスをするような形で伝えることでも、相手が受ける衝撃は少なくなります。
まとめ
この言葉は、大切なところや悪いところなどを示して欲しいときに伝えるものです。
悪いところは伝えにくいものです。
しかし、その部分を知ることでよい方向に変えることができます。
相手の方からは伝えにくいかもしれないので、自分から頼んでみてください。