「ご対応お願いできますでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご対応お願いできますでしょうか」とは?
「ご対応お願いできますでしょうか」は、相手にある事柄に対し対応して欲しいと願い出る際に使用する言葉です。
周囲の状況などに合わせ事を進めて欲しい、というお願いをすることを意味します。
ただし、この「お願いできますでしょうか」は文法的には二重敬語となるため誤った文法になります。
丁寧な表現方法に思われますが、正しく使用する際には、「ご対応いただけますでしょうか」になります。
「ご対応お願いできますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉はビジネスシーンでもよく用いられる言葉になります。
例えば、何かミスがあった際に対応を願い出る言葉として用いられます。
そのほか、取引先などに対し納品の確認をお願いする際や急遽、予定を変更して欲しい時など、その要望と共に「ご対応お願いできますでしょうか」を使用します。
「ご対応お願いできますでしょうか」を使った例文
・『急な変更で申し訳ございません、ご対応お願いできますでしょうか』
・『先日、納品頂いた商品において数に誤りがあるようです、ご対応お願いできますでしょうか』
・『急いでいるため、本日中にご対応お願いできますでしょうか』
「ご対応お願いできますでしょうか」の類語や敬語での言いかえ
「ご対応お願いできますでしょうか」には、どのような類語や敬語があるのでしょうか。
「ご対応お願いできますでしょうか」の類似表現
「ご対応お願いできますでしょうか」は二重敬語になるため、正しくは「ご対応いただけますでしょうか」となります。
「ご対応お願いできますでしょうか」の敬語表現
「ご対応お願いしてもよろしいでしょうか」や「ご対応お願い申し上げます」「ご対応お願いしたく存じます」などに置き換えることで、より丁寧な表現方法として使用することが可能です。
「ご対応お願いできますでしょうか」の返答や返信例
「ご対応お願いできますでしょうか」と相手から申し出があった際に可能な場合には「承知致しました」や「かしこまりました」を用います。
一方、不可能な場合には「恐れ入りますが」と前置きをしたうえで対応できない理由を伝えます。
まとめ
以上のように、「ご対応お願いできますでしょうか」は相手に対応を求める際に用いられる言葉でビジネスシーンにおいて、よく用いられる言葉になります。
