「おみそれしました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「おみそれしました」とは?
これは、相手の優れている点に気付いたことを言い表した言葉です。
「おみそれ」は「みそれる」という動詞が名詞化されたものと言えます。
ここでは接頭語を付加して、丁寧な印象を付け加えているのです。
そして「おみそれする」は、相手の優れたところや優れた能力などに気が付く様子を表しています。
ここでは語尾を過去形にした上で、丁寧語の「ます」を組み合わせているのです。
たとえば、「先輩のスキルにはおみそれしました」と使用できます。
これらのことから、この言葉が相手の優れている点に気付いたことを言い表したものだと分かるのです。
「おみそれしました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、上司が顧客向けにプレゼンを実施したとします。
そしてその内容は、大変素晴らしいものだったのです。
このようなケースで、「先ほどのプレゼン、おみそれしました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、相手の優れている点に気づいた様子を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「おみそれしました」の表現方法に注意するべきです。
これは「おみそれいたしました」に変更できます。
また、「感服しました」などが、同じニュアンスで使用できるのです。
このように、同じような内容であっても、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「おみそれしました」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉次第で、それぞれ異なる印象を持つ表現にできるのです。
・『皆様の熱意に、おみそれしました』
・『貴殿のスキルに、おみそれしました』
・『先ほどの説明ですが、心底おみそれしました』
「おみそれしました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「おみそれしました」の類似表現
たとえば、「感服しました」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「おみそれしました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「おみそれいたしました」に言い換えできます。
なお、これは謙譲語を使った表現に変化しているのです。
まとめ
このように、相手の優れている点に気付いたことを言い表したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
