意外と悩んでしまうのが、誰かを称える褒め言葉。
「素敵ですね」のビジネス上の使い方を見ていきましょう。
「素敵ですね」とは?
素敵とは優れていること、見栄えがいいことを指します。
マイナスの要素が見当たらなく、プラスの要素で構成されているもの、見入ってしまうことが「素敵」にあたります。
褒め言葉のひとつといえるでしょう。
「素敵ですね」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
知っていると役立つ表現のひとつが「素敵ですね」です。
「いい感じですね」を大人っぽく改造した表現です。
例えば趣味で絵画や陶芸をされている方がいて、作品の画像を見せてもらった時のひと言に使えます。
「センスがいい」「見ていて心地いい」「明るい雰囲気」などプラスのイメージが出てくる言葉なので、言われた方も鼻の下を伸ばして嬉しくなります。
失礼にあたらない表現なので社内の上司、取引先の方にも安心して使えます。
ただ通常業務のやり取りで「素敵ですね」を何度も連呼するのは考えもの。
厳しくジャッジをしなければいけない場面では、手厳しく答えを出していきましょう。
「素敵ですね」を使った例文
・『達筆で素敵ですね。さすが〇〇さんです』
・『ネクタイの柄が素敵ですね。どちらでお求めになりましたか』
・『新社屋のデザイン、素敵ですね。羨ましい限りです』
「素敵ですね」の類語や敬語での言いかえ
こちらの文言の類語、そして丁寧な表現を見ていきましょう。
「素敵ですね」の類似表現
似ている表現に「玄人はだし」があります。
漢字であらわすと「玄人跣」と書きますが、こちらは玄人、つまり専門家に負けない技量があることをいいます。
「玄人もはだしで逃げる」という格言をコンパクトにまとめた表現です。
褒め言葉のひとつですが、専門職とされている方には適さない言い方。
恥をかかないよう、頭に入れておきましょう。
「素敵ですね」の敬語表現
さらに丁寧な表現に「見事な腕前です」や「とても感動いたしました」や「素晴らしい作品です」があります。
褒める対象によっても言い方は変わっていくので、臨機応変に取り入れていきましょう。
「素敵ですね」の返答や返信例
先方から明るい表現をもらったら、照れずに受けとめていきたいもの。
「身に余るお言葉、ありがとうございます」がひとつの例です。
まとめ
「素敵ですね」を解説しました。
適切な使い方を学んで、できる社会人を目指していきましょう。
きっと日々の業務が、快適に変わっていくはずです。