正しい使い方を知っていると、様々なビジネスの場を流暢にこなせるもの。
「確認次第」の使用方法を見ていきましょう。
「確認次第」とは?
「確認」とは書類の中身を確認すること、または問題や異常がないかシステムをチェックすることをいいます。
「次第」は「すぐに」という訳があるので「確認できたら、時間を置かずすぐに」という解釈になります。
「確認次第」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
相手が送ってきたものを今すぐ確認できない時に用いるのが「確認次第」です。
この場で判断できない時、すべてに目を通すのに時間がかかりそうな時に用いていきましょう。
また返事の目安をお伝えする方が、相手もゆとりをもって別の業務に取り掛かれます。
「来週の水曜日までに、お返事いたします」や「この後会議が入っていますので、明日の午後までに返答いたします」と書き添えておくと、オープンなやり取りに繋がるでしょう。
他の言い回しも覚えて、明るく仕事を進めていきましょう。
「確認次第」を使った例文
・『添付資料を確認次第、ご連絡いたします』
・『内容を確認次第、ご返信いたします』
・『問題がないか確認次第、お電話させていただきます』
「確認次第」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、その他の言い回しも見ていきましょう。
「確認次第」の類似表現
似ている表現に「確認でき次第」もあります。
「確認できたらすぐに」という訳がありますが、平仮名が入っているので「確認次第」よりも読みやすくなっています。
こちらも併せて覚えておきましょう。
「確認次第」の敬語表現
さらに丁寧な表現に「確認が終わりましたら、改めてご連絡いたします」や「中身を確認させていただき、〇日までにご連絡いたします」があります。
他部署とのやり取りが必要な場合は「担当部署の確認をとりますので、恐れ入りますが〇日までお待ちいただけますか」とします。
「お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません」と添えて、感謝の意をあらわしていきましょう。
「確認次第」の返答や返信例
こちらの文面の返信文として「承知いたしました。
お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします」が挙げられます。
まとめ
「確認次第」を解説しました。
適切な表現を知って、ビジネス敬語の達人を目指していきましょう。