「迷惑かけるかも」とは?これをビジネスで使う場合の敬語や言い換えを分かりやすい形で解説していきます。
「負担いたします」とは?
「負担いたします」の「負担」とは「自分が持つべき荷物」「自分が果たすべき責任や義務」「起こったことに対して支払うべき対価」などという意味があり、「いたします」とは「します」を丁寧な言葉にしたものです。
両方を合わせて意味を説明すると「自分の責任や義務を果たします」や「起こったことに対しての対価を支払います」などの意味合いになります。
「負担いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「負担いたします」という言葉は主に仕事や商品、提供しているサービスにトラブルや問題が発生したとき、責任をとって関係者に謝罪に行ったり、そのことで発生する費用を払ったりする場合に相手に謝罪の言葉と共に使います。
すべてが自分や自分の会社が悪くないというパターンもあるので、その場合はそれ相応の責任をお互いが取れるようにしっかりと話し合って、自分や会社が悪くない部分では妥協をしないように注意しましょう。
「負担いたします」を使った例文
・『今回の件はこちらにも非がございますので、費用の半分を負担いたします』
・『この作業はこちらで負担いたします』
・『この度はご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。かかりました費用はこちらで全額負担いたします』
「負担いたします」の言い換え表現
「負担いたします」という言葉の言い換え表現には「支弁いたします」「委任いたします」「請け負います」などがあります。
多少異なる部分はあるものの、同じような意味合いで使うことができます。
相手やシチュエーションによっては言い換えることも可能なので、言い換え表現の候補として覚えておきましょう。
まとめ
ここでは「負担いたします」という言葉の意味やビジネスでの使い方、言い換え表現など、例文を用いて簡単に説明してきました。
何かを負担する、あるいは半分負担するということはビジネスでもよくあることで、主にお客さんや取引先との間にトラブルが発生した場合に使われます。
トラブル対応することも社会人として大切な責任の1つなので、説明したことをしっかりと理解して会話に役立ててみてください。