フォーマルな敬語を知っていると、箔が付くもの。
「大丈夫そうですか」の正しい使い方を見ていきましょう。
「大丈夫そうですか」とは?
「大丈夫」とは体調や調子をあらわす言い方です。
「そう」は「どちらかと言えば大丈夫」という、ぼかした表現です。
「ですか」と付け加えているので、相手の状況を尋ねる言い方になっています。
「大丈夫そうですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
顔色が悪い同僚がいると、つい心配になるものです。
温かいドリンクやホッカイロを差し入れた後に、ばったりと廊下であった時に「その後、大丈夫そうですか」と声を掛けたくなります。
今風のぼかした言い方になっているので、聞きやすい表現になっています。
一方で「大丈夫そうですか」は、ビジネスメールで用いるのは注意したいフレーズです。
例えば「納期に間に合いますか」というニュアンスで「大丈夫そうですか」と質問すると、子供っぽいやり取りに思えてしまいます。
「問題ございませんか」など、大人の言い方に変えていきましょう。
「大丈夫そうですか」を使った例文
・『その後体調は、大丈夫そうですか』
・『こちらの日程で、問題ありませんか』
・『スケジュールについて、問題ございませんか』
「大丈夫そうですか」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして敬いの言い方を見ていきましょう。
「大丈夫そうですか」の類似表現
似ている表現に「大丈夫です」もあります。
仕事終わりに飲みに誘われた時の、応答文で使えます。
「オープンしたばかりのお店ですね。
もちろん大丈夫です」と引用できます。
カジュアルな表現なので、堅苦しくないシーンで用いてみましょう。
「ありがとうございます。
ぜひご一緒させてください」も好感度の高い応答文になります。
「大丈夫そうですか」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「問題ありませんか」や「問題ございませんか」が挙げられます。
仕事を依頼した時に「予算やスケジュールの面で、問題ございませんか」と用いていきます。
都合をきく時の言い方なので、覚えておきましょう。
「大丈夫そうですか」の返答や返信例
問題ないか聞かれている場合は「問題ございません。
お願いします」と答えます。
まとめ
「大丈夫そうですか」の使い方を学びました。
色々な表現を頭に入れて、敬語の達人を目指していきましょう。