「欠席させていただきたいと存じます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「欠席させていただきたいと存じます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「欠席させていただきたいと存じます」について解説をします。

「欠席させていただきたいと存じます」とは?意味

集まりには出ない、という意味です。

「欠席」には、会合などに行かないこと、学校や授業を休むことという意味があります。

勤めを休むこと、会社に行かないことは、「欠席」ではなく「欠勤」といいます。

「させていただき」は、その行為をすることへ許しを求める意を込めて、相手に敬意を表します。

「たい」は話し手の希望を表す語です。

「存じ」「思う」「考える」の意の謙譲語です。

改まった気持ちを表して「存じます」の形で使われます。

「欠席させていただきたいと存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、集まりなどに出るのか、出ないのか、話し手の希望を伝える際に使用をします。

会合などへの出席をお願いされたときは、出席をするのか、欠席をするのか伝える必要があります。

出席のお願いをした側は、人数の把握をする必要があります。

こちらから返事をしないと、相手は人数の把握ができず、この後の準備に支障が出る場合があります。

そのため、出席なのか、欠席なのかを尋ねられたならば答えましょう。

この言葉は「たいと存じます」という表現を使っています。

これは「そうしたいと考えている」という意味で、「そうする」と断定をしているのではありません。

どうするのか曖昧で、これでは聞き手は困惑してしまうでしょう。

欠席をするなら「欠席いたします」とはっきりとさせます。

はっきりといった方が誤解を生みません。


「欠席させていただきたいと存じます」を使った例文

・『申し訳ないのですが、欠席させていただきたいと存じます』

「欠席させていただきたいと存じます」の返答や返信例

欠席を認められるなら「わかりました」の意を伝えます。

相手にも事情があるのでしょうから、その事情に配慮をしたいものです。

無理に出席をさせるようでは負担をかけてしまいます。

しかし、どうしても出席してもらわなければならないときもあるはずです。

その人がその場にいないと不都合が生じるといった場合です。

どうしても出席してもらいたいならば、その理由を説明して、もう一度お願いをしてみるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、会合などに出ないことを伝えるものです。

出席なのか、欠席なのか相手の方で把握したいでしょうから、自分はどうするのか伝えましょう。