「おかげさまで元気です」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「おかげさまで元気です」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「おかげさまで元気です」という言葉について説明していきます。

「おかげさまで元気です」とは?

「元気ですか?」「お変わりありませんか?」という問いに対しての返答や、病欠した後に自分は元気であるというときに使われる言葉です。

実際に元気であるという前提条件があり、「元気ですか?」などと問われて「最近膝が痛くて」など実際の体調を答えざるを得ないケースもありえますが、嘘をついてまで「おかげさまで元気です」ということもないでしょう。

「おかげさまで元気です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスでの場では「おかげさまで元気です」自体がやや丁寧な言葉程度に留まっているため、「おかげさまで元気に過ごしております」などより丁寧にしたほうが理想的と言えます。

「元気です」という会話で問題ない関係性でなおかつ毎日会っていない人であれば「おかげさまで元気です」という会話につながることはありえますが、そう多いシチュエーションではないでしょう。

また、親しい関係で「おかげさまで元気に過ごしております」としても問題ありません。


「おかげさまで元気です」を使った例文

・『A…お久しぶりです、お元気ですか? B…おかげさまで元気です。』
ある程度関係性が指定される使い方で、この場合、Aにあたる人が久々に合う同じ会社の部下などになるでしょう。

・『2日有給いただきまして、おかげさまで元気です。』
こちらも久しぶりに出社して同僚に元気だと伝えるケースです。

・『A…ご家族も元気ですか? B…おかげさまで元気に過ごしております。』
「おかげさまで元気に過ごしております」という言葉の場合より家族や配偶者のことも伝えやすくなります。

「おかげさまで元気です」の類語や敬語での言いかえ

「おかげさまで元気に過ごしております」「おかげさまでありがとうございます」などが言いかえとなり、より丁寧な言葉と言えます。

「おかげさまで元気です」の類似表現

「おかげさまで」だけでも元気であるという意図は通じるので類語でもあります。

「元気です」と答えるよりも相手への感謝が伝わるでしょう。

「おかげさまで元気です」の敬語表現

「おかげさまで元気に過ごしております」がより丁寧な言葉としてあげられます。

質問の状況からあまりへりくだることもないでしょう。

「おかげさまで元気です」の返答や返信例

「それはよかった」「これからも元気でいて欲しい」などの返答をするのがベターでしょう。

まとめ

おかげさまで元気ですという言葉は、基本的に返答として使われる言葉で、この言葉が先に発せられる会話はありません。

本当に元気ではないときは使わなくて良いと言えるでしょう。