「覚えていただけていたら幸いです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「覚えていただけていたら幸いです」とは?
これは、覚えてもらっていることを仮定した言葉です。
「覚えていただく」は、「覚えてもらう」を謙譲語にしたものになります。
これは、へりくだる態度で敬意を示す表現になっているのです。
また、「いただけていたら」にすると、「いただけている」という状態を仮定したものになります。
なお、「いただけている」は「いただける」を現在進行形にしたものです。
そして「幸いです」は、前段でのべた状況を望む気持ちを表現しています。
これらのことから、この言葉が覚えてもらっていることを仮定したものであると分かるのです。
「覚えていただけていたら幸いです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、顧客を訪問したとします。
そして、その会社には、過去にも一度訪問したことがあったのです。
このようなケースで、「当社のことを、覚えていただけていたら幸いです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、覚えてもらっている状況を、上手に仮定できるのです。
この言葉を使うときは、「覚えていただけていたら」の表現方法に注意するべきです。
これは「覚えていただけていれば」に変更できます。
また、「覚えていただけていましたら」に言い換える方法もあるのです。
さらに、「覚えていただけていますと」も同じ意味で使用できます。
「覚えていただけていたら幸いです」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉によって、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『当社のことを、覚えていただけていたら幸いです』
・『少しだけでも、覚えていただけていたら幸いです』
・『かなり昔のことですが、覚えていただけていたら幸いです』
「覚えていただけていたら幸いです」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「覚えていただけていたら幸いです」の類似表現
たとえば、「覚えていただけていたら嬉しく思います」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「覚えていただけていたら幸いです」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「覚えていただけていたら幸いでございます」に言い換えできます。
まとめ
このように、覚えてもらっていることを仮定したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
