この記事では「点検報告をお願いいたします」について解説をします。
「点検報告をお願いいたします」とは?意味
点検をしてわかったことを知らせてください、という意味です。
「点検」は悪い部分や異常などがないか調べることをいいます。
「お願いいたします」は、ある事柄をするように求める意を表します。
「いたし」は「する」の謙譲語で、自分側の行為を低めて表現をして、相手に敬意を表します。
「ます」は敬意を表す語です。
「点検報告をお願いいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に点検をしてもらって、それによってわかったことを知らせて欲しいときに述べます。
点検をお願いするだけでなく、報告をするようにもお願いをしています。
点検をしたら報告をするのが当たり前と思うかもしれませんが、点検をするだけで終わりにしてしまう人もいます。
そのため、報告をして欲しいなら、報告をするようにもお願いをしておく必要があります。
点検をしたら、その結果どうであったのか知りたいはずです。
結果がわからないと、今後どうしたらよいのかもわかりません。
たとえば、機械の点検を行ってもらったとします。
異常がなければ安心できますが、異常があれば修理をしたり、新しいものと交換をしたりなどしなければなりません。
そのため、点検だけでなく報告をしてもらうことも必要です。
そうしてもらう必要があるので、「お願いいたします」という言い方をしています。
これを「お願いできますか」と問いかけの形にすると柔らかな印象になるのですが、それをしてもしなくてもよいと受け取られてしまい、報告をしてもらえなくなる可能性があります。
「点検報告をお願いいたします」を使った例文
・『恐れ入りますが、点検報告をお願いいたします』
「点検報告をお願いいたします」の返答や返信例
点検をして、わかったことを知らせてください。
何かあってもなくても、知らせはしなければなりません。
わかったことを正確に伝えましょう。
特に異常があったときには、そのことをきちんと伝えなければなりません。
異常をそのままにしてしまうと、不都合な事態が生じる可能性があります。
それを防ぐための点検なので、異常があれば伝えましょう。
まとめ
この言葉は、点検と報告をしてもらいたいときに伝えるものです。
報告のお願いもしておかないと点検だけで済まされてしまうことがあるので、報告までお願いしておきましょう。
