「お問い合わせが殺到しておりました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お問い合わせが殺到しておりました」とは?
これは、問い合わせが沢山来ていたことを表現した言葉です。
「問い合わせ」は「問い合わせる」という動詞が名詞化された形になります。
ここでは接頭語を使い、丁寧な印象にしているのです。
また、「問い合わせる」は、不明な事を聞いて明らかにするような行為になります。
ここでは、そのような「問い合わせ」が沢山来ていた状況を「殺到しておりました」という形で表現しているのです。
なお、ここでは謙譲語を使った敬語表現の形になっています。
これらのことから、この言葉が問い合わせが沢山来ていたことを表現したものであると分かるのです。
「お問い合わせが殺到しておりました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある重要事項を公表したとします。
すると、それを聞いた人達から、多数の問い合わせがあったのです。
このようなケースで、「この件に関しては、お問い合わせが殺到しておりました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、沢山の問い合わせが来ていたと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「殺到しておりました」の表現方法に注意するべきです。
これは「殺到していました」に変更できます。
また、「沢山来ておりました」などに言い換える事もできるのです。
このように、同じような内容でも少し違う形で使用できます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「お問い合わせが殺到しておりました」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉によって、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『昨日から、お問い合わせが殺到しておりました』
・『この件に関しては、お問い合わせが殺到しておりました』
・『予想を大きく超えるほどに、お問い合わせが殺到しておりました』
「お問い合わせが殺到しておりました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お問い合わせが殺到しておりました」の類似表現
たとえば、「お問い合わせが多数寄せられておりました」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「お問い合わせが殺到しておりました」の敬語表現
これを別な敬語にした場合、「お問い合わせが殺到していました」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなりますので、注意して使い分ける必要があります。
まとめ
このように、問い合わせが沢山来ていたことを表現する際に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。