「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」とは?
はじめに「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」の意味を解説していきます。
「愛顧」は「あいこ」と読み、「ひいき、重用」との意味で使用される言葉です。
これに「ご」を付けて、「ご愛顧」とすることで、丁寧な表現にしています。
また、「日頃より」は「いつも」と同じ意味で使用される言葉です。
これらのことから「いつも贔屓にしてくれてありがとう」という内容を、敬語で丁寧に表現したのが「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」だと言えるのです。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが顧客に向けた案内メールを書いていたとします。
案内の内容は、スプリングセールに関するものでした。
セールの内容や特色はかけるのですが、メールの冒頭で、どのように書き始めるのがよいかに悩みました。
このような場合には、「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」と記載するとよいでしょう。
これは、挨拶文では常套句の一つになっているため、案内などの冒頭に使用するのに最適な表現なのです。
この言葉を使う場合の注意点は、「愛顧」が商売に関する表現だという事です。
そのため、サービスや販売業などではよく使用されますが、それ以外の業態では使用できないのです。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」を使った例文
ここでは「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、「感謝」の部分には様々なバリエーションがあるので、状況に応じて使い分けるとよいでしょう。
・『日頃よりご愛顧いただきありがとうございます』
・『日頃よりご愛顧いただき感謝申し上げます
・『日頃よりご愛顧いただき心より御礼申し上げます』
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」の類語や敬語での言いかえ
それでは「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」の類似表現
まず「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」の類似表現について解説します。
「ご愛顧」は「ごひいき」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」の敬語表現
つぎに「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」を別な敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「日頃よりご愛顧を賜り感謝申し上げます」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」は、商売を営む場合に使える挨拶文の常套句です。
意外に悩むことの多いメールや文書の書き出しに使用できるので、覚えておくとよいでしょう。
