「持っております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「持っております」とは?
これは、「持っている」を敬語にした言葉です。
「持っている」は「持つ」の現在進行形になります。
このようにすると、「持つ」という行為が続いていることを、言い表したものになるのです。
また「持つ」は、手に取るような行為を意味します。
そして、所有すると同じ意味でも使用される言葉なのです。
なお、ここでは「持っている」を敬語に言い換えています。
謙譲語と丁寧語により、語尾を変更して使用しているのです。
たとえば、「その本なら、私も持っております」と使用できます。
これらのことから、この言葉が「持っている」を敬語にしたものであると分かるのです。
「持っております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある会社の面接を受けていたとします。
そして、何か資格を持っているかと、相手から質問されたのでした。
このようなケースで、「複数の資格を持っております」と伝えるとよいでしょう。
これにより、資格を保有していると、敬語で伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「持っております」の表現方法に注意するべきです。
これは「持っています」で謙譲語を使わない表現にできます。
また、「保有しています」や「所有しています」に言い換えるような方法もあるのです。
このように、同じような意味でも少し違う形に言い換えて使用できると分かります。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「持っております」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉次第で、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『私もその本を持っております』
・『数多くの資格を持っております』
・『役立たないものばかり持っております』
「持っております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「持っております」の類似表現
たとえば、「所有しております」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「持っております」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「持っています」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなるため、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように、「持っている」を敬語にしたものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
