この記事では「何名様ですか」について解説をします。
「何名様ですか」とは?意味
何人ですかという意味です。
「何」は数量や程度などがはっきりしなかったり、疑問であったりすることを表します。
「名」は人の数をかぞえるときに用いる言葉です。
「様」は人を表す言葉について、その人に敬意を表します。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現、「か」は問いかけの意です。
「何名様ですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、人の数を尋ねるときに用います。
飲食店で使われています。
店内で飲食をする店で、店員が客を席にまで案内する場合は、飲食をする人が何人であるかを尋ねます。
何人であるかによって、案内する席が変わるからです。
大人数ならば、何人もが座れる席が必要でしょう。
1人ならばカウンター席でもよいかもしれません。
やってきた客を見れば何人であるかわかるかもしれませんが、後からやってくる人がいる可能性もあります。
そのため、見て判断をするのではなく、客に何人であるかを尋ねます。
そのときにこの言葉を伝えます。
「何人ですか」も同じ意味ですが、「人」よりも「名」とした方が丁寧です。
また、「何名様でいらっしゃいますか」と「いらっしゃる」という言葉を使うとより丁寧です。
「いらっしゃる」は「ある」「いる」の尊敬語です。
「何名様ですか」を使った例文
・『いらっしゃいませ。何名様ですか』
「何名様ですか」の返答や返信例
人数を尋ねられているので答えます。
飲食店の場合は、そこで飲食をしたい人の数を答えましょう。
後からやって来る人がいるなら、その人もいれた数を伝えます。
乳児の場合は、数に入れることもあれば、入れないこともあります。
飲食をせず、ずっと誰かが抱くなどして席を使わないならば、人数に入れないという人もいます。
席を必要とするなら人数に入れます。
この後に席に案内されます。
お座敷がよいなど要望があれば、案内される前に伝えてください。
ただし、お座敷やカウンターなど指定をすると、すぐには席に案内してもらえないことがあります。
すぐに案内をしてもらいたい場合は、指定をしない方がよいでしょう。
まとめ
この言葉は、飲食店にやってきた客に対して伝えるものです。
後からやって来る人もいるので、見て数を判断するのではなく客に尋ねるようにしましょう。