「とのことで」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「とのことで」とは?
これは、誰かから聞いた内容を引用する場面で使用される言葉です。
たとえば、「中止したとのことで」のように使用できます。
このようにすると、「中止した」と誰かが言っていたこと、それを自分が聞いてしゃべっていることを表現したものになるのです。
つまりこれは、自分の意見や経験を話しているのでは、誰かから聞き知った内容に言及していることを、相手に伝えるような表現になっているのです。
他にも「心配とのことで」や「困っているとのことで」のような使い方ができます。
これらのことから、この言葉が誰かから聞いた内容を引用する場面で使用されるものであると分かるのです。
「とのことで」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物から電話を受けたとします。
そしてその人物が何かを捜していると言っていたとことを、上司に報告しようとおもったのです。
このようなケースで、「何かお探しとのことで、こちらまでお電話いただきました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、相手が言っていた内容を、上手に引用できるのです。
この言葉を使うときは、「とのことで」の表現方法に注意するべきです。
これは「とのことでして」で丁寧語にできます。
また、「とのことみたいです」や「だそうで」も類似表現になるのです。
他にも、「らしくて」や「ようで」なども同じような目的で使用できます。
「とのことで」を使った例文
例文のように、前後に適した言葉を付け加えると、自然な使い方ができるのです。
・『心配とのことで連絡してきました』
・『不安とのことで相談を受けました』
・『気になるとのことで情報提供しました』
「とのことで」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「とのことで」の類似表現
たとえば、「だそうで」が類似表現になります。
「とのことで」と「だそうで」は、同じような意味で使えるのです。
「とのことで」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「とのことでして」に言い換えできます。
なお、これは丁寧語を使った表現になっているのです。
まとめ
このように、誰かから聞いた内容を引用する場面で、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
