「その他」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「その他」とは?
これは、前述した内容以外のものに言及する場合に使用される言葉です。
「その他」は「そのほか」や「そのた」と読みます。
ここでの「その」は前述した内容を示していることが多いのです。
「その」は自分から遠いものを示す指示代名詞になっています。
これが近い場合は「この」と表現します。
また、分からない場合は「どの」という言葉が使用されるのです。
なお、「他」は「以外」の意味を持ちます。
つまり「その他」とは、少し前に述べた内容以外のものを言い表すような言葉になっているのです。
たとえば、「その他に質問はございますか」と使用できます。
これらのことから、この言葉が前述した内容以外のものに言及する場合に使用されるものであると分かるのです。
「その他」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある資料に関して、上司から指摘を受けたとします。
そして指摘が一通り終わったようなので、他にないかを確かめることにしたのです。
このようなケースで、「その他の指摘はありますか」と伝えるとよいでしょう。
これにより、今まで出たもの以外で指摘があるかを、上手に質問できるのです。
この言葉を使うときは、「その他」の表現方法に注意するべきです。
これは「それ以外に」に置き換えできます。
また、「それとは別に」も同じような意味で使用できるのです。
このように、同じ内容でも、少し印象の違う言葉に置き換えできると分かります。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「その他」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『その他にも問題がございます』
・『その他の質問はありますか』
・『その他には何もありません』
「その他」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「その他」の類似表現
たとえば、「それ以外」が類似表現になります。
「その他」と「それ以外」は、同じような意味で使えるのです。
「その他」の敬語表現
これを単独で敬語に言い換える事はできません。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で工夫するべきなのです。
たとえば、「その他ございますか」と表現できます。
これは丁寧語を組み合わせたものになるのです。
まとめ
このように、前述した内容以外のものに言及する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。