この記事では、「夜分遅くにすみません」の意味を分かりやすく説明していきます。
「夜分遅くにすみません」とは?意味
「夜分遅くにすみません」は、「ビジネスで就業時間外に連絡する時の丁寧な表現」という意味です。
企業では就業時間が決まっているのですが、緊急な用件でどうしても時間外に連絡せざるを得ない場合もあります。
夕方ではなく、完全に夜の残業時間帯に連絡を取る時に使われる表現です。
また、ビジネスだけではなく、プライベートでも使われます。
ただし、「すみません」が口語調ですので、ビジネス・プライベートにかかわらず、親しい関係の人に使われ、取引先や目上の人に使うには適していません。
「夜分遅くにすみません」の成り立ちや使われるシーン
「夜分遅くにすみません」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「夜分遅くにすみません」の成り立ち
「夜分遅くにすみません」は「夜分遅く+に+すみません」で成り立っています。
「夜分遅く」は「仕事の就業時間外、夜8時頃~、夜11時以降~深夜2時くらいまでと様々ある」という意味、「に」は助詞、「すみません」は「すまない」の丁寧語です。
「すみません」が口語調ですので、目上の人や取引先に対して使うのは相応しくありません。
「夜分遅くにすみません」が使われるシーン
「夜分遅くにすみません」が使われるのは以下の様なシーンです。
「夜分遅くにすみません」の言葉の使い方や使われ方
「夜分遅くにすみません」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
1つ目は、ビジネスで夜遅くに緊急事態が起きて上司に報告する時です。
2つ目は、ビジネスで夜遅くになって翌日の予定に急な変更が出た時です。
3つ目は、プライベートでやむを得ない事態が起きて、夜遅く病院やサービスなどに問い合わせする時です。
『夜分遅くにすみません、明日の予定が変更になりましたのでご連絡いたします』
翌日に会議やイベントなどを控えている場合、やむを得ない事情で変更があれば夜遅くにでも伝えておかなくてはなりません。
メールでは不十分であると判断して電話する時に使われます。
『夜分遅くにすみません、今から夜間診療を受け付けて頂けますでしょうか』
夜遅くに自分や子供の具合が悪くなった時に、夜間診療している病院に電話をかける時に使われます。
緊急時ですので多少口語的でも構いません。
「夜分遅くにすみません」の類語や言いかえ
「夜分遅くにすみません」の類語や言いかえは以下の通りです。
「夜分遅くに大変申し訳ございません」
本来就業時間外に連絡するべきではないので、目上の人や取引先の人に連絡する時には「大変申し訳ございません」とより丁寧な表現にします。
まとめ
今回は「夜分遅くにすみません」について紹介しました。
「夜分遅くにすみません」は「就業時間外の夜遅くに連絡する時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。
