「決めかねている」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「決めかねている」とは?
これは、決めたいのに決められないでいる状況を表現した言葉です。
「決める」は、定まっていないものを定まった状態にする行為になります。
つまり、「決める」という行為により、何かが定まった状態に変化するのです。
また、「決めかねる」は「決められない」と同等の意味を持ちます。
そしてこれは、「決めたいのに決められない」というニュアンスの言葉になっているのです。
なお、「決めかねている」にすると現在進行形に変化します。
この場合は、「決めかねる」という状態が今も継続していることを表現したものになるのです。
たとえば、「どちらにするべきか決めかねているみたいです」という使い方ができます。
このことから、これが決めたいのに決められないでいる状況を表現したものだと分かるのです。
「決めかねている」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、上司が判断を保留していたとします。
そして、何かの理由で決められないのではないかと、推察していたのでした。
このような場合に、「何らかの理由で、決めかねているかもしれません」と言うとよいでしょう。
これによって、決められないでいるような様子を、上手に伝達できます。
これを使う場合、「決めかねている」の表現に注意しましょう。
これは「決められないでいる」に変更可能です。
また、「決めきれずにいる」も同じ用途で使用できます。
さらに、「決めかねています」で丁寧語にしてもよいでしょう。
このように、同じような内容でも、少し印象の違う表現になります。
実際の状況に応じて、上手に使い分けることをおすすめします。
「決めかねている」を使った例文
例文のように、前後に適した言葉を組み合わせると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『どちらにしようかと、決めかねているそうです』
・『何かを、決めかねていると思います』
・『もしかすると、決めかねているかもしれません』
「決めかねている」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「決めかねている」の類似表現
これに類似したものとして、「決められないでいる」が挙げられます。
これはどちらも、同じような意味合いで使えるのです。
「決めかねている」の敬語表現
これを敬語にした場合、「決めかねています」と表現できます。
まとめ
このように、決めたいのに決められないでいる状況を表現する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えますので、上手に活用することをおすすめします。
