ここでは「職種ですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「職種ですが」とは?
「職種ですが」は、誰かがどういうそれに就いているか、または仕事の内容を聞かれた時にそれについて教えるためによく使われる表現です。
例えば、「私の職種ですが、入社以来ずっと営業です」と使う例が前者になり、後者の時には「募集している職種ですが、一般事務と経理になります」などという用い方をします。
この職種とは、厳密な定義ではありませんが、先の営業や一般事務、経理、システム開発、システム保守、電話オペレーターなどと、それがどんな仕事内容なのかを表すための言葉で、求職の際にはそれを聞いた上で応募することがほとんどです。
「職種ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「職種ですが」は、それを建設業や情報通信業などを伝えることがあります。
間違いになるので注意してください。
その理由は、それらは「業種」であって、「職種」ではないからです。
この「業種」とは、会社や組織としてのそれであって、その中で働く個人としてどんな仕事に関わっているかが「職種」になります。
つまり、業種は情報通信業で、職種はシステム保守といった具合で用いる関係で、この表現は職種について語る場合に使われており、それと関連して業種も必要になる場合には、併せてそちらも述べる用い方をすることができます。
「職種ですが」を使った例文
・『彼の職種ですが、ネットワークエンジニアだと聞いています』
・『募集している職種ですが、Webプログラマーになります。よって、PerlとRubyに熟知して人を求めています』
「職種ですが」の類語や言い替え
・『業種ですが』
説明のように、所属している会社や組織としてどのようなことを行っているのかがこれになります。
「私の会社の業種は小売業に分類されます」といったような使い方になり、その中で自分はレジを担当しているといった場合、そちらが職種になります。
まとめ
「職種ですが」は、どのような仕事をしているのかの分類を答える時に用いる表現です。
誰かのそれが、募集しているそれはといった使い方をすることが多く、「業種」の方と間違えないように注意してください。
