「折角」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「折角」とは?
これは、ポジティブな行為が無効になるような場合に使用される言葉です。
「折角」は「せっかく」と読みます。
これは、漢字よりも仮名表記のほうが一般的な使い方だと言えるのです。
また、これは何らかの行為が無駄になってしまったような状況で使用されます。
そして、特にポジティブな行為に関する効力が消失するような場合に、使用される言葉になっているのです。
たとえば、「折角勉強したのに無駄になりました」や「折角の努力が無駄になってしまいました」という使い方ができます。
これらのことから、この言葉がポジティブな行為が無効になるような場合に使用されるものであると分かるのです。
「折角」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業に提案を依頼していたとします。
しかし、こちらの都合で、その依頼は無効になってしまったのでした。
このようなケースで、「折角検討していただいたのに、申し訳ありません」と伝えるとよいでしょう。
これにより、検討してくれた内容が無効になってしまったと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「折角」の表現方法に注意するべきです。
これは「わざわざ」などが類似表現になります。
また、「あえて」なども同じニュアンスで使用できるのです。
さらに、仮名表記で「せっかく」としてもよいでしょう。
このように、同じような内容でも、複数の手段で表現できると分かります。
実際の状況に応じて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「折角」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『折角ご検討いただいたのに申し訳ありません』
・『折角の努力が無駄になってしまいました』
・『折角のお洋服が台無しになってしまったようです』
「折角」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「折角」の類似表現
たとえば、「わざわざ」が類似表現になります。
「折角」と「わざわざ」は、同じような意味で使えるのです。
「折角」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「折角ではございますが」に言い換えできます。
なお、これは丁寧語を組み合わせた表現になっているのです。
まとめ
このように、ポジティブな行為が無効になるような場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
