「後学のために教えてください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「後学のために教えてください」とは? ビジネス用語【一語】

みなさんは、ビジネスシーンで「後学のために教えてください」という言葉を使ったことはありますか?

今回は、この言葉の意味、使い方と注意点、言い換えについて詳しく解説していきます。

「後学のために教えてください」の意味とは?

「後学」とは、「こうがく」と読み、「この先の取り組みに生かすための知識」という意味があります。

この言葉の反対の意味、つまり、その道を切り開いた先人の知識を「先学(せんがく)」と言います。

つまり「後学のために教えてください」は、知識ある相手に「この先の学びとして、知識や知恵を与えてほしい」という意味合いを丁寧な言い方にした言葉です。

「後学のために教えてください」の使い方と注意点

「後学」「先学」という言葉は、日常ではあまり聞きなれないかも知れません。

専門的な知識や技術を必要とする仕事や取り組みに携わる人は、ビジネスシーンで使う場面がある言葉と言えるでしょう。

「学」という文字の存在から、「学問に関する事」と捉えることも出来ます。

学者、研究者というイメージもあります。

「後学」という言葉にはもうひとつ意味合いがあります。

それは、「後進(こうしん)」というニュアンスです。

「後進」「その道を後から進むこと」という意味があります。

反対の言葉は「先進(せんしん)」です。

ですから、「後学のために教えてください」には、「後から学び始めたものなので、アドバイスしてほしい」というニュアンスがあることが分かります。


「後学のために教えてください」の言い換え

ビジネスシーンで、「後学のために教えてください」を使いこなすには、どのような言い回しや言い換えが相応しいか、いくつか例を見ながら考えてみましょう。

「後学のために、古学の資料を紐解いた」
先進者の研究結果や教えを学ぶために、古い資料から情報を収集している場面です。

先学があるからこそ、後学者がそれを基にさらなる研究や発展に臨めるというものです。

「後学でありますのでご教授ください」
「私は後進者ですから、専門的な知識が浅いため、先生の教えが必要です」という意味合いを、とても丁寧な敬語表現で伝えた言い回しになっています。

「ご教授」は、「教えをあずかる」という意味があり、とても丁寧な謙譲語ですので、位の高い先人や先生に対して、失礼なく用いることができる言葉です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「後学のために教えてください」は、この先の知識として生かすために、専門学者から教えを乞う時に使う言葉です。

また、「この道いついては未熟者なため、知識を身につけるために教えてほしい」という意味合いもあります。

いずれにしても、「その道のプロフェッショナルを目指す人間」であることは間違いありません。

学術や専門技術を取り扱う道は、決してたやすいものではありません。

“先人たちの血のにじむ苦労や研究”があったからこそ、ということを胸に秘めて、先人や先学に敬意を表したいものです。