シンプルな日本語ほど、敬語の使い方に迷うことがあります。
「知ってもらう」の使用方法を見ていきましょう。
「知ってもらう」とは?
こちら側の情報を広く受け入れてもらうために、しておきたいことが「知ってもらう」です。
色々な補足を付け加えて、理解してもらう行動をいいます。
「知ってもらう」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
自社のことを理解してもらうために、パンフレットの制作をおこなうことがあります。
またCMや広告を作成して、色々な媒体に載せることもあるかもしれません。
広報活動をおこなう際に出てくるのが「知ってもらう」という言い方です。
「お客様にもっと知ってもらうために」という言い方をします。
ただこの表現は、消費者であるお客様を高めていないフレーズです。
いつどこで誰に聞かれてもいいように、大人の物言いもマスターしておきましょう。
「ご理解いただくために」など丁寧な言い方にかえると、印象が大きく変わります。
「知ってもらう」を使った例文
・『新商品について知ってもらうために』
・『お客様の認知度を上げるために』
・『新しいお客様にご理解いただくために』
「知ってもらう」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「知ってもらう」の類似表現
よく似ている表現に「広めてもらう」があります。
ある情報についてPRしてもらうことをいいます。
さらに丁寧に伝えたい時は「広めていただく」と直します。
PR系の業務をしているスタッフの方を、気遣う言い回しになっています。
「地元住民の方々に幅広く広めていただければと存じます」のように用いられています。
「知ってもらう」の敬語表現
さらに恭しい言い方に「ご理解いただくために」や「認知度を上げるために」があります。
いずれも「知ってもらうために」よりも、上品な言い方になっています。
ビジネスメールや社外の打ち合わせの席で使っても、差しさわりのない表現になっています。
「知ってもらう」の返答や返信例
このようなフレーズを頂いたら、それに見合う言葉を返していきましょう。
もしPRや広告業務にまつわる依頼だったら「ご依頼いただき、ありがとうございます。
承知いたしました」とします。
不明点があれば再度確認をおこない、調整を加えていきましょう。
まとめ
「知ってもらう」について学びました。
適切な言い方を学んで、敬語の達人を目指しましょう。
