この記事では「以下の日程でいかがでしょうか」について解説をします。
「以下の日程でいかがでしょうか」とは?意味
これより下に書かれている日程で都合に問題はないかといった意味です。
「以下」は、これよりも後に述べることを指す言葉です。
メールの場合だと、この言葉よりも後に書かれているものを指します。
「日程」は、行事や行動などあらかじめ決められている予定のことです。
「いかが」は、意見や状態などを尋ねるさまを表します。
どう、どのようにといった意味です。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を問う意味があります。
「以下の日程でいかがでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が提示した日程について、支障がないかを問いかけるときに使用をします。
「以下の」は文章で使われることが多い言葉なので「以下の日程で~」はメールや手紙などで使用をします。
「いかがでしょうか」は丁寧な表現です。
そのため、この表現を目上の人や取引先の人に対して述べても失礼にはなりません。
相手にも都合があるので、こちらが提示した日程では都合が悪い可能性があります。
そのため、日程は1つだけ提示するのではなく、3つほどは提示しておくとよいでしょう。
複数提示をしておけば、その中から都合がよい日を選んでくれるはずです。
セミナーや催し物の開催日などの場合は、複数の日にちを提示することは難しいと思います。
その場合は、日にちの提示は1つでも仕方がありません。
「いかがでしょうか」は、これでいいですかという意味で問いかけるもので、「これでお願いします」という意味ではありません。
そのため、こちらが示した通りにして欲しいとき、報告をしたいだけのときには問いかけの言葉は使用しません。
「以下の日程でいかがでしょうか」を使った例文
・『次回の会合についてですが、以下の日程でいかがでしょうか』
「以下の日程でいかがでしょうか」の返答や返信例
メールや手紙では、この言葉の後に日時などの知らせが記載されているので確認をしてください。
その日程で都合に問題がなければ、よいという意味のことを伝えます。
どうしても相手が示したものでは無理だということもあるでしょう。
その場合は謝罪の言葉とともに、支障のない日にちを伝えます。
こちらの都合で変更してもらうので、謝罪の意を伝えましょう。
まとめ
この言葉は、こちらが日程を提示して、それについて支障がないかを尋ねるときに使用をするものです。
ビジネスの場では、お互いの都合を伺い、日にちを調整しなければならないことが少なくありません。
一方的に決めるのではなく、相手の事情も尋ねるようにしましょう。