「対者」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「対者」とは? ビジネス用語【一語】

色々なボキャブラリーを知っておくと、いざという時に役立つもの。

「対者」の正しい使い方を見ていきましょう。

「対者」とは?

「対者」「たいしゃ」と読みます。

対象者をあらわす表現で、試合の対戦相手を指すこともあります。

「対者」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスシーンではあまり用いられないのが「対者」です。

「反」「敵」の言葉を補うと「反対者」「敵対者」になってしまうため、サービス業では好まれないことがあります。

お店や会社に足を運んでくれた方は「お客様」「様」をつけて述べていくので心得ておきましょう。

何度も顔を合わせたことのある取引先の方であれば「〇〇会社の〇〇様」と具体的な呼称でお呼びすることも大切です。

おもてなしの心を忘れずに、業務に取り組んでいきましょう。


「対者」を使った例文

・『エクセルシートから、該当する対者を抜き出してください』
・『受付にお客様がお見えです』
・『〇〇会社の〇〇様が、いらっしゃいました』

「対者」の類語や敬語での言いかえ

こちらのフレーズの類語、そして敬いの言い方を見ていきましょう。

「対者」の類似表現

よく似ている言い方に「関係者」も挙げられます。

関係する人、携わる人を示しています。

ただ「関係者」のみだと品位が薄いので「関係者の方」「関係者の方々」とします。

新製品の発表会などで「報道関係者の方は、こちらにお座りください」と引用されています。

「対者」の敬語表現

敬いの表現に「〇〇様」「お客様」「ご来賓の皆様」などが挙げられます。

「ご来賓」は特別に選ばれたお客様をあらわし、最高級の言い方になっています。

周年記念のパーティーや祝賀会で用いられるフレーズです。

「ご来賓の皆様、本日はお忙しいところお集まりいただき誠にありがとうございます」と用いられています。

「対者」の返答や返信例

上司からお客様対応を頼まれた時は、上品なエスコートを心がけておきましょう。

「本日はお越しいただき、ありがとうございます」「担当の者がまいりますので、応接室でお待ちください」と所定の場所にご案内します。

まとめ

「対者」の丁寧な表現を学びました。

印象が良くなる表現を知って、敬語力を引き上げていきましょう。