「ご参加いただけますか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご参加いただけますか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご参加いただけますか」について解説をします。

「ご参加いただけますか」とは?意味

何かの集まりに加わって欲しいという意味です。

「ご参加」「参加」「ご」をつけて丁寧にした言葉です。

何かの集まりに加わって、一緒に行動をするという意味になります。

「いただけますか」「いただく」「ます」「か」をつなげた言葉です。

「いただく」には、動作を受けるものにとって恩恵になることを他のものから受けるという意味があります。

「ます」は敬意を表す言葉です。

「か」は質問・疑問を表します。

「ご参加いただけますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

会議やイベントなどに出席して欲しいときに用いるものです。

「いただけますか」と丁寧な言葉を使用しているので、目上の人に対して用いることができます。

「いただけますか」と疑問・質問の形にしていますが、これは遠回しにお願いをしているいい方です。

「ください」「お願いします」とするよりも、「いただけますか」と疑問・質問の形にした方が、押しつけがましさがありません。

しかし、個人的にお願いする場合ならこれでもよいでしょうが、疑問・質問の形では「来て欲しい」という気持ちが伝わりにくいです。

イベントなど多くの人を集めて行うものの場合は、「お誘い申し上げます」などの表現をしてもよいでしょう。

「出席のご検討をお願いいたします」のような、へりくだったいい方もあります。

参加のお願いをするときには、相手が喜びそうなものがそこにあることを述べると、来てもらいやすくなります。

たとえば、お酒好きの人の場合は、会場でお酒がふる舞われることを伝えておくと、喜んできてくれる可能性があります。

何かの参加を求めるとき、個人宛の場合には「みなさまお誘いあわせのうえ」の言葉は使用してはいけません。

「みなさん」は複数人を指して使用するものです。

家族に向けてなど複数人へのものなら問題ありませんが、個人宛に使用しては不適切です。


「ご参加いただけますか」を使った例文

・『来月のイベントにご参加いただけますか』

「ご参加いただけますか」の返答や返信例

参加の有無を尋ねられているので、それについて答えます。

参加できる、参加できないといった答え方でも問題はありませんが、一言添えると印象が変わります。

参加できるなら「楽しみにしている」などの言葉を添えると、相手は喜んでくれることでしょう。

参加できない場合は、残念である気持ちを述べると、一方的にはねつけている印象が和らぎます。

まとめ

催し物などへの参加をお願いするときに使用する言葉です。

お願いの仕方はさまざまありますが、疑問・質問の形にすると押しつけがましさが和らぎます。