見たことを確認する言い方も、心得ておきたいもの。
「見ましたか」の丁寧な表現を見ていきましょう。
「見ましたか」とは?
「〜しましたか」は確認の言い回しです。
この場合は「見たこと」を聞いているので、ニュース記事やパンフレット、資料を見たことをストレートに尋ねています。
「見ましたか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
分かりやすいフレーズなので、日常会話で使われています。
「昨日のテレビ、見ましたか」や「話題の映画、もう見ましたか」がひとつの例です。
親しみやすい表現ですが、敬語としての重みがないので少々軽く思えることも。
目上の方との会話文であれば、もう少し丁寧な言い方も心得ておきましょう。
状況に応じた使い分けをしていきたいです。
「見ましたか」を使った例文
・『今朝のニュース、見ましたか』
・『ご確認いただけましたか』
・『ご覧になりましたでしょうか』
「見ましたか」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「見ましたか」の類似表現
よく似た言い方に「確認しましたか」もあります。
「見る」はざっと目を通すこと「確認」は間違いがないか、じっくり目を通す作業をいいます。
「確認しましたか」だと横柄に聞こえてしまうので「ご確認いただけましたか」や「ご確認いただけましたでしょうか」と言いかえて用いていきましょう。
「見ましたか」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「ご覧になりましたか」あるいは「ご覧になりましたでしょうか」も挙げられます。
「ご覧になる」は「見る」の尊敬語で、見ている人を高める言い方です。
同じようなフレーズに「ご一読」や「お目通し」もあり、いずれも目を通すことを丁寧にあらわしています。
「ご一読いただけましたか」や「お目通しいただけましたか」とし、丁寧な質問文にしていきましょう。
「見ましたか」の返答や返信例
質問を受けた時は、状況に応じて明るく答えていきましょう。
見た場合は「はい、拝見しました」や「見させていただきました」、見なかった場合は「これから確認させていただきます」とします。
見た場合は感想文も加えておくと、心象のいい表現になるでしょう。
まとめ
「見ましたか」をお伝えしました。
丁寧な表現も学んで、仕事力の向上に役立ててください。
