社会人になったら、大人びた言い方も知っておきたいもの。
「お金」の丁寧な表現を見ていきましょう。
「お金」とは?
日常会話でよく使うのが「お金」です。
一万円札や百円玉などの、紙幣やコインを指します。
アパートの家賃、自動販売機のジュースの代金など、色々な場面で用いられています。
「お金」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お金」は親しみのある日本語ですが単刀直入すぎるため、ビジネスシーンではあまり用いられていません。
例えばレストランでは「今日のお金は〇〇円です」とは言わず、代わりに「本日のお支払いはこちらになります」と遠回しにお伝えします。
お金と連呼していると下品に聞こえることもあるので、他の言い方も知っておきましょう。
「お金」を使った例文
・『送別会のお金を、これから集めます』
・『お支払いは各テーブルで承っております』
・『ご利用料金は〇〇円になります』
「お金」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「お金」の類似表現
「お金」と同じような言い方に「電子マネー」「通貨」「貨幣」も挙げられます。
電子マネーはデータ化したお金を、スマホやチャージしたカードで支払う方法をいいます。
通貨はその国で流通している貨幣をあらわし、ドルや円、ポンドなどをいいます。
「お金」と「電子マネー」は日常生活で用いられ、「通貨」「貨幣」は銀行や経済界で用いられています。
「お金」の敬語表現
丁寧な言い方に「お支払い」「ご利用料金」「ご入金」「お振込」が挙げられます。
「お支払い」はサービスや商品を購入した分だけ、支払うことをいいます。
また「ご利用代金」や「ご利用料金」は利用した分のお金の金額をいいます。
「お支払い」も「ご利用代金」もお客様とのやり取りで用いられています。
このほか「ご入金」はこちらが請求した金額を取引先に支払ってもらうことを指し「お振込」はお客様に指定口座に振り込んでもらうことをいいます。
ややこしいですが、ひとつずつ覚えておきましょう。
「お金」の返答や返信例
集金にまつわるお知らせなら、早めにその額を支払っておきましょう。
幹事の方に「この度はお疲れ様です。
お願いいたします」と言って、請求金額を負担していきます。
まとめ
「お金」についての解説をおこないました。
正しい認識をインプットして、仕事に役立てていきましょう。
