この記事では、「今後このようなことがないよう努めてまいります」の意味を分かりやすく説明していきます。
「今後このようなことがないよう努めてまいります」とは?意味
「今後このようなことがないよう努めてまいります」は、「社外の人に迷惑をかけた時にお詫びして反省の意を表す丁寧な表現」という意味です。
自社側でミスしたり、トラブルが発生して相手に迷惑をかけた時に、二度と同じようなミスや問題を繰り返さないと明言する表現です。
基本的に、前に丁寧な謝罪の表現を入れて使われます。
「今後このようなことがないよう努めてまいります」の成り立ちや使われるシーン
「今後このようなことがないよう努めてまいります」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「今後このようなことがないよう努めてまいります」の成り立ち
「今後このようなことがないよう努めてまいります」は「今後+このよう+な+こと+が+ない+よう+努めて+まいります」で成り立っています。
「今後」は「今からのち」という意味、「このよう」は「この通り」という意味、「な」は助詞、「こと」は「事柄」という意味、「が」は助詞、「ない」は形容詞「無い」、「様」は「その様子」という意味、「努めて」は動詞「努める」の連用形で「努力して行動する」という意味、「まいります」は「行く」の謙譲語「参る」の丁寧な表現です。
謙譲語と丁寧語が含まれていますので、目上の人に使えます。
「今後このようなことがないよう努めてまいります」が使われるシーン
「今後このようなことがないよう努めてまいります」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、自分がミスして相手に迷惑をかけてしまった時です。
2つ目は、自分が担当する相手先に対して、自分以外の人がミスしたり、想定外のトラブルが起きた時です。
3つ目は、上司や責任者として、部下やスタッフがミスして相手に迷惑をかけた時です。
「今後このようなことがないよう努めてまいります」の言葉の使い方や使われ方
「今後このようなことがないよう努めてまいります」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『この度はご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした、今後このようなことがないよう努めてまいります』
ビジネスで相手にミスやトラブルを謝罪する、最も定番フレーズです。
『ご請求金額に誤りがあり、大変申し訳ございませんでした、今後このようなことがないよう努めてまいります』
相手への請求書に記載する金額を間違えてしまった時の表現です。
当然ながら、すぐに正しい請求書を作成して送付することが先決です。
「今後このようなことがないよう努めてまいります」の類語や言いかえ
「今後このようなことがないよう努めてまいります」の類語や言いかえは以下の通りです。
「今後このようなことがないよう、充分に留意いたします」
「留意」は「常に気にかけること」という意味で、注意を怠らないとことの意思表示です。
まとめ
今回は「今後このようなことがないよう努めてまいります」について紹介しました。
「今後このようなことがないよう努めてまいります」は、「相手に迷惑をかけてしまった時に謝罪と共に述べる反省の意の丁寧な表現」と覚えておきましょう。
