研修後のお礼に、悩むことがあります。
「学ぶことの多い」の正しい使い方を見ていきましょう。
「学ぶことの多い」とは?
この場合の「学ぶ」とは、今後に役立つ知識、経験を指しています。
得がたい体験をした時の、お礼の表現として用いられています。
「学ぶことの多い」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
インターンシップなどの就業体験、そして海外での仕事体験など、めったに体験できないことにチャレンジする機会があります。
感想を求められた時に、引用できる表現です。
一方でこの表現のみだと、お礼の言葉としては弱く感じられます。
「お世話になりました」や「ありがとうございました」を協力者の方にお伝えして、明るい文にまとめていきましょう。
「学ぶことの多い」を使った例文
・『留学した1年は、学ぶことの多い毎日でした』
・『学生時代には得がたい、学ぶことの多い日々でした』
・『学ぶことの多い毎日で、日々があっという間でした』
「学ぶことの多い」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な表現を見ていきましょう。
「学ぶことの多い」の類似表現
よく似た言い方に「教わることが多い」もあります。
新社会人になって、上司から「この1か月はどうでしたか」と感想を求められた時に使えます。
「分からないことが沢山あって、正直教わることが多い日々でした」のように引用できます。
覚えなくてはいけないこと、吸収しなくてはいけないことが山積みだった時に用いてみましょう。
「学ぶことの多い」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「有意義な」や「価値のある」そして「意義がある」が挙げられます。
大人びた言い方になるので、社会人の方が研修やセミナーを受けた際の感想文としても使えます。
「この数日間は、私にとって非常に価値のある3日間でした。
講師の先生方には、大変お世話になりました。
心から感謝申し上げます」のように用います。
「学ぶことの多い」の返答や返信例
インターンシップやセミナーのお礼状が届いたら、その内容を見て返信していきましょう。
「有意義な毎日だったとのこと、少しでも将来の足掛かりになっていたら大変ありがたいです」等を答えます。
相手の思いをつぶさない、明るい言葉で返していきましょう。
まとめ
「学ぶことの多い」をお伝えしました。
正しい使い方を学んで、文章の構想に役立ててください。