別れ際のフレーズに、迷うこともあるもの。
「じゃあ」の正しい使い方と類語を見ていきましょう。
「じゃあ」とは?
友達同士の会話で用いられる、カジュアルな日本語です。
区切りをつける意味合いがあり「バイバイ」の代わりに用いられています。
「じゃあ、この辺りで」のように使用されます。
「じゃあ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
フレンドリーな日本語ですが、大切な取引先の方には使いにくい用語です。
せっかく良い商談をしたのに、このひと言で別れてしまうと、最悪な印象を植え付けてしまいます。
「それでは、失礼いたします」や「この辺りで、失礼させていただきます」あるいは「引き続き、よろしくお願いいたします」がひとつの例です。
ビジネスマンらしい表現も学んでおき、言葉のすそ野を広げていきましょう。
「じゃあ」を使った例文
・『じゃあこの辺りで』
・『明日も早いので、この辺りで失礼いたします』
・『引き続き、宜しくお願いいたします』
「じゃあ」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「じゃあ」の類似表現
よく似た言い方に「それでは」も挙げられます。
取引先の方とある催し物に行き、駅前で別れるようなシーンで使います。
「それではこの辺りで、失礼いたします」や「それでは失礼します。
またご連絡させていただきます」とお伝えしてみましょう。
「じゃあ」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「引き続き、宜しくお願いいたします」が挙げられます。
ポピュラーな日本語でビジネスメールの結び文にも使われています。
このほか「今後とも、よろしくお願いいたします」や「以上、よろしくお願いいたします」も結び言葉として浸透しています。
「お手間をお掛けいたしますが、今後とも宜しくお願いいたします」とアレンジして用いていきましょう。
「じゃあ」の返答や返信例
締めの言葉を投げかけられたら、それに応じた対応を取っていきましょう。
「本日はありがとうございました。
追ってご連絡いたします」や「貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
〇〇様にも、よろしくお伝えください」と返します。
まとめ
「じゃあ」を解説しました。
悩ましいフレーズをひとつずつ覚えて、敬語の達人を目指していきましょう。