この記事では「お時間をいただくことは可能でしょうか」について解説をします。
「お時間をいただくことは可能でしょうか」とは?意味
時間がもう少し欲しいけれどよいですか、という意味です。
「お時間」は「時間」に「お」をつけて丁寧にした言葉です。
「いただく」は「もらう」の謙譲語です。
自分を低めて、相手に敬意を表す言い方になります。
もらうのは話し手です。
「可能」には、それをする見込みがあること、ありえることという意味があります。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、質問・疑問の意です。
「お時間をいただくことは可能でしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
何かを依頼されたけれど、時間が足りなくて期日に間に合わないことがあるでしょう。
徹夜をしても間に合いそうもないときなどに、この言葉を用います。
時間が欲しいことを遠回しにいっています。
「いただく」は「もらう」の謙譲語で相手に敬意を表す言葉なので、目上の人や取引先の相手に対して使用することができます。
「時間が欲しい」というと、押しつけがましい印象を与えてしまいます。
依頼をした方は、期日までに終えて欲しい気持ちがあります。
それなのに、話し手側の都合で期日を遅らせられてしまったら、不快に思うことでしょう。
相手を不快にさせる可能性があるので、こういったときにはへりくだった表現をします。
「でしょうか」と問いかける形にすることで、押しつけがましさが和らぎます。
時間が欲しいことを伝えるだけでなく、どれくらい欲しいのかも伝えることが大切です。
与える時間がどれくらいなのかによって、相手の返事は変わることでしょう。
数時間ならよいけれど、1週間ではダメだということもあるはずです。
そのため、どれくらい時間を欲しいのか、○○時間、○○日など具体的に述べます。
時間をもらえたなら、感謝の言葉を述べます。
二度も時間をもらっては相手に迷惑をかけるので、期日までに依頼を終えるように努力をします。
「お時間をいただくことは可能でしょうか」を使った例文
・『申し訳ありませんが、お時間をいただくことは可能でしょうか』
「お時間をいただくことは可能でしょうか」の返答や返信例
時間が欲しいという問いかけに対して、よい・悪いを答えます。
よいの場合は、いつまでならよいのかを述べます。
できるだけ早くして欲しいところですが、与える時間が短すぎては、十分に事を行うことが難しくなります。
時間については、相手と相談して決めるとよいでしょう。
まとめ
時間が欲しいときに使用する遠回しないい方です。
「ください」というよりも「でしょうか」と問いかける形にすることで、押しつけがましさが和らぎます。