「検討して参りました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「検討して参りました」とは?
これは、検討して来たことを敬語で伝える言葉です。
「検討」は「どうするべきかを考えること」を意味します。
そして「検討する」のようにすると、行為を表すような表現になるのです。
また、「検討して参りました」は「検討して来た」を敬語にした形になっています。
ここでは謙譲語を使う事で、相手に敬意を示すような言葉遣いにしているのです。
なお、「検討して来た」は、過去からの継続的行為を表しています。
つまり、ある時点から今に至るまで「検討」を続けてきた様子を、ここでは言い表しているのです。
これらのことから、この言葉が検討して来たことを敬語で伝えるものであると分かるのです。
「検討して参りました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある事案について社内検討していたとします。
そしてその事案は、だいぶ以前から継続して検討しているテーマになっていたのでした。
このようなケースで、「長い間、この事案について検討して参りました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、長い間検討して来た様子を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「検討して参りました」の表現方法に注意しましょう。
これは「検討して来ました」に置き換えできます。
また、「検討を続けて参りました」などに置き換える手段もあるのです。
「検討して参りました」を使った例文
例文のように、前段に少し説明を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『会社に戻って検討して参りました』
・『以前から検討して参りました』
・『長い期間をかけて検討して参りました』
「検討して参りました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「検討して参りました」の類似表現
たとえば、「考えて参りました」が類似表現になります。
「検討して」と「考えて」は、同じような意味で使えるのです。
「検討して参りました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「検討して来ました」に言い換えできます。
なお、これは謙譲語の意味が無くなる使い方になります。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
まとめ
このように、検討して来たことを敬語で伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
