「採用してくださり」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「採用してくださり」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「採用してくださり」について解説をします。

「採用してくださり」とは?意味

取り上げてくれて、という意味です。

「採用」には、ふさわしいと思われる人・物・方法などを取り上げて用いることという意味があります。

「採」は、とる、えらびとる、「用」は、もちいる、使うという意味のある漢字です。

「くださり」「くださる」のことで、「与える」「くれる」の尊敬語です。

「採用してくださり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、就職の面接を受けた後に、「採用のお知らせ」を受けた後に用います。

内定の通知を受けた後には、内定を受けるのか、辞退するのかの返事を出す必要があります。

この言葉は、内定を受けるときも辞退するときも用いることができます。

どのような返事をするにしても、まずは採用という判断をしてくれたことへお礼を伝えるのです。

「くださり」の後にはお礼の言葉を続けます。

辞退をするときには、伝え方に配慮が必要です。

基本的には電話で辞退を伝えますが、担当者が不在の場合はメールで伝えます。

はっきりと述べないと、こちらの意志が伝わらないので、「辞退させていただきます」とはっきりと述べましょう。

そのときに、「申し上げにくいことですが」「せっかく内定をいただいたのですが」など一言あると、気遣いを示すことができ、相手を不快にさせにくくなります。

内定を受けるときも、はっきりと述べる必要があります。

「内定をお受けいたします」のようにはっきりと意志を示しましょう。

返事は1週間以内に伝えるようにします。


「採用してくださり」を使った例文

・『採用してくださり、ありがとうございます』

「採用してくださり」の返答や返信例

内定の連絡をしたとします。

相手が内定を受けてくれたならば、そのことへお礼を伝えます。

これから入社式などあるでしょうから、それらのお知らせもしておきましょう。

内定の辞退の連絡をもらったときは、相手の考えを受け入れられるならば「わかりました」の意を伝えます。

どうしても内定を受けてもらいたいときは、もう一度考えてもらえないかお願いをしてみるとよいでしょう。

辞退する理由を伝えられていないときは、理由を尋ねても構いませんが、言いにくいこともあるので深く尋ねないように配慮をしてください。

まとめ

この言葉は、採用をしてくれたときに用いるものです。

この後にお礼の言葉を続けて使います。