正しい使い方なのか、自信がない敬語もあるもの。
「役立てて参ります」を見ていきましょう。
「役立てて参ります」とは?
「役立てる」とは刺激を受けたもの、授かった知識を実践に活かすことをいいます。
例えば研修会に参加して「今日勉強したことを、明日からの仕事に活かしていきたい」と伝えたい時に用いていきます。
「役立てて参ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「役立てて参ります」の「参ります」は、「役立つ」を補う言葉として用いられています。
そのため一般的には「参ります」は平仮名で使用していきます。
それは「参ります」と漢字にしたままだと「行く」の謙譲語としてのニュアンスになってしまうからです。
「役立てて参ります」ではなく「役立ててまいります」とすると、自然な言い方になるので覚えておきましょう。
「役立てて参ります」を使った例文
・『研修で得た知識を、明日に役立ててまいります』
・『海外渡航で学んだことを、役立ててまいります』
・『お客様のお声を、店舗運営へ役立ててまいります』
「役立てて参ります」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語と、敬いの言い方を学んでいきましょう。
「役立てて参ります」の類似表現
似ている表現に「活かしていきたいです」や「活かしていきたいと考えております」も挙げられます。
「本日得た学びを、現場の仕事に活かしていきたいです」のように用いていきます。
「役立ててまいります」よりも平易な表現なので、自分の意見として伝えることができます。
「役立てて参ります」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「貢献していく所存でございます」や「お役に立てるよう邁進する所存でございます」が挙げられます。
いずれも会社の発展のために、自分のもっている知識や知恵を役立てていくことをあらわしています。
「役立てて参ります」の返答や返信例
このような言葉を伝えてもらったら「ご活躍を期待しております」や「よろしくお願いいたします」とお伝えします。
まとめ
「役立てて参ります」の意味をお伝えしました。
正しい内容を把握して、決意表明に役立ててください。