「五月雨式に納品いただければ幸いです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「五月雨式に納品いただければ幸いです」とは?
これは、段階的に納品してもらいたいことを伝えるための言葉です。
「五月雨式」は「段階的」や「終わったものから順番に」などの意味を持ちます。
つまり、まとめてではなく、小分けにして何かする様子を「五月雨式」と表現しているのです。
なお、「納品」は「品を納めること」を意味します。
そして「いただければ」は「もらえれば」を謙譲語にしたものなのです。
このようにすると、相手に敬意を示しながら、何らかの状況を仮定する事ができます。
なお、ここでは「幸いです」を加えることで、自分の要求事項を控えめに伝えるような表現にしているのです。
これらのことから、この言葉が段階的に納品してもらいたいことを伝えるためのものであると分かるのです。
「五月雨式に納品いただければ幸いです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業に仕事を依頼していたとします。
そして納品物は、完成したものから順番に受け取りたいと考えていたのです。
このようなケースで、「もしよろしければ、五月雨式に納品いただければ幸いです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、段階的に納品してほしいことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「幸いです」の表現方法に注意するべきです。
これは「幸いでございます」に変更できます。
また、「幸甚です」や「嬉しく思います」も同じ用途で使用できる言葉になっているのです。
「五月雨式に納品いただければ幸いです」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『可能でしたら、五月雨式に納品いただければ幸いです』
・『もしよろしければ、五月雨式に納品いただければ幸いです』
・『完成したものから、五月雨式に納品いただければ幸いです』
「五月雨式に納品いただければ幸いです」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「五月雨式に納品いただければ幸いです」の類似表現
たとえば、「段階的に納品いただければ幸いです」が類似表現になります。
「五月雨式」と「段階的」は、同じような意味で使えるのです。
「五月雨式に納品いただければ幸いです」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「五月雨式に納品いただければ幸いでございます」に言い換えできます。
まとめ
このように、段階的に納品してもらいたいことを伝えるために、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。