「続いて」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「続いて」とは?
はじめに「続いて」の意味を解説していきます。
「続いて」は、物事が連続している場合に使用される言葉です。
文章や会話で使用される場合には、前段の文章に「続いて」という意味で使用されます。
これは順説的な性格を持つ接続詞であると、言い換えることもできるでしょう。
このことが意味するのは、前段の文章や会話の内容を「踏襲する」ということなのです。
「続いて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「続いて」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが社内の説明会で講師を担当していたとします。
準備した資料について、第一章の説明を終えました。
そして、これから第二章の説明に入ろうとしています。
このような場合には、「続いて、第二章の説明に入ります」と述べるとよいでしょう。
聞いた人たちにとっては、さきほどまで聞いていた説明の内容と、これから説明が始まる内容の関連性を把握するのです。
そして、その把握は脳内で翻訳されることもなく、ほぼ無意識に行われることでしょう。
それだけ、日常的に使われている表現なのです。
この言葉を使う場合の注意点は、連続での使用です。
文章でも会話でも、「続いて」を連続で使ってしまう人を見かけます。
このような場合には、表現力の乏しさを感じるものです。
そう思われないように、連続で使用しないように注意するとよいでしょう。
「続いて」を使った例文
ここでは「続いて」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、先行する「何か」に対して連続した「何か」を接続する場合の接着剤だと思うと分かりやすいでしょう。
様々な使用方法があるので、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
・『続いて、第二章の説明に入ります』
・『続いて、部長よりご挨拶を賜ります』
・『続いて、こちらをご案内します』
「続いて」の類語や敬語での言いかえ
それでは「続いて」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「続いて」の類似表現
まず「続いて」の類似表現について解説します。
「続いて」は「次に」や「そして」と言い換えられます。
ただし、それぞれ若干のニュアンスや使い方の違いがあるので、言いかえには注意が必要です。
「続いて」の敬語表現
つぎに「続いて」を別な敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「続きまして」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「続いて」は、連続する何かに言及する場合に使用できる、非常に便利な接続詞です。
しかし、この接続詞自体を連続で使ってしまうと、表現力が拙いと思われるので注意しましょう。