「迎えたいと存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「迎えたいと存じます」とは?
これは、迎えたいと思うことを相手に伝える言葉です。
「迎える」は、「来るものを受ける」ような意味になります。
また、「迎えたい」にすれば、そのような行為を望む気持ちを表現できるのです。
さらに「存じます」は、「思います」を謙譲語に言い換えたものになります。
このようにすると、相手に対してへりくだるような印象になります。
つまり、自分を低く表すことで、相手への敬意を表現しているのです。
なお、ここでは「ます」を付け加えて丁寧な印象を生み出しています。
これらのことから、この言葉が迎えたいと思うことを相手に伝えるものであると分かるのです。
「迎えたいと存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある事案について議論していたとします。
そしてその事案に関しては、新年度までは現状維持にしたいと考えたのです。
このようなケースで、「このまま新年度を迎えたいと存じます」と伝えるとよいでしょう。
これにより、新しい年度を迎えたいと思う気持ちを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「迎えたいと存じます」の表現方法に注意するべきです。
これは「迎えたいと思います」に置き換えできます。
また、「迎えたく存じます」も同じ用途で使用できる言葉になるのです。
このように、同じような内容を、少し変化させて使う事ができます。
状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「迎えたいと存じます」を使った例文
例文のように、前段迎える対象などを付け加えると、自然な使い方ができるのです。
・『できれば安全に、厄年を迎えたいと存じます』
・『このまま静かに、新年を迎えたいと存じます』
・『何事もないまま、定年を迎えたいと存じます』
「迎えたいと存じます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「迎えたいと存じます」の類似表現
たとえば、「迎えたく存じます」が類似表現になります。
「迎えたいと」と「迎えたく」は、同じような意味で使えるのです。
「迎えたいと存じます」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「迎えたいと思います」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなってしまいますので、注意して使い分ける必要があるのです。
まとめ
このように、迎えたいと思うことを相手に伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。