無礼を詫びる言い方を、知りたい日も。
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」を見ていきましょう。
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」とは?
「お目にかかる」とは「会う」の謙譲語。
自分を下に見せる、言い方になります。
この場合は「ご挨拶すべきなのですが」と繋いでいるので、本来であれば挨拶すべきなのに、そうした動作を省いていることを示しています。
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
敬語としては間違いではないものの、長文のためまどろっこしく感じることも。
時と場に応じて「ご挨拶すべきお話なのですが」や「お目にかかるべきお話ですが」とコンパクトにまとめて使用していきましょう。
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」を使った例文
・『本来ならば、お目にかかってご挨拶すべきなのですが』
・『本当であれば、直接お目にかかってご挨拶すべきなのですが』
・『お目にかかってご挨拶すべきなのですが、申し訳ありません』
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」の類語や敬語での言いかえ
こちらの表現の類語と、敬いの言葉を見ていきましょう。
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」の類似表現
似ている表現として「直接ご挨拶すべきところ」も挙げられます。
顔を合わせてお礼を伝えるべきなのに、時間的な制約があって難しい時に用います。
「直接ご挨拶すべきところ、メールで失礼いたします」や「直接ご挨拶すべきところ、お電話で失礼いたします」のように用います。
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「本来であれば、直接ご挨拶を申し上げるべきところですが」や「本来であれば、直接ご挨拶に伺うべきところですが」があります。
「無礼をお許しください」などの表現を補って用いてみてください。
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」の返答や返信例
こうした表現を受け取ったら「お気遣いいただき、ありがとうございます。
お気持ちだけで十分嬉しいです」のように返します。
もし退社予定の方からメールをもらったら「新しい場所でのご活躍、心よりお祈りしています」と綴ります。
まとめ
「お目にかかってご挨拶すべきなのですが」の使い方を学びました。
色々な表現を知って、言葉の引き出しを広げていきましょう。
